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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/07/07 13:24, 提供元: フィスコ 伊藤忠エネクス---26年3月期は通期計画を達成、カーライフ事業の石油販売と産業ビジネス事業の需給オペが業績を牽引*13:24JST 伊藤忠エネクス---26年3月期は通期計画を達成、カーライフ事業の石油販売と産業ビジネス事業の需給オペが業績を牽引伊藤忠エネクス<8133>は4月30日、2026年3月期連結決算を発表した。売上収益が前期比7.9%減の8,512.35億円、営業活動に係る利益が同10.2%減の241.46億円、当社株主に帰属する当期純利益が同6.1%減の160.58億円となった。前期の反動や原油価格の変動など外部環境の不透明感は強まったが、期初計画をクリアし161億円で着地した。一過性損益を除く基礎収益も158億円と堅調で、四つの事業全体がバランスよく貢献した安定感のある決算となった。 セグメント別では、ホームライフ事業が子会社統合による経費削減効果などから営業利益が前期比12.8%増の28.52億円と大幅増益を記録した。電力・ユーティリティ事業では、安定した市場価格を背景に高圧電力販売が好調となり、電力小売の販売数量が同22%増の2,847GWhと飛躍的に拡大。また新潟県上越市のLNG発電設備を31.2MWへ倍増させ、調整電力市場での収益機会獲得や脱炭素への対応を強化している。産業ビジネス事業では、産業ガス販売事業の好調な推移、船舶燃料販売事業の拡大等を目的とした関門海運(株)(現、エネクスマリンコネクト(株))のM&A等が寄与した。カーライフ事業は主力の燃料販売の良好な推移及び法人向け自動車用関連用品ECサイト「Enestore」の商材拡充などによる店舗効率化が下支えし、計画達成率は109%となった。また、ホームライフ事業新機軸の住宅設備DXプラットフォーム「Replaform」も拡販に貢献している。 2027年3月期通期の連結業績予想については、営業活動に係る利益が前期比1.5%増の245.00億円、当社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の165.00億円を見込んでおり、新規・戦略投資計画を392億円へと大幅に拡大する。重点領域として、カーライフ事業ではモビリティ事業領域拡大投資を実行し、給油所ネットワークを活かした新たな中古車流通モデルを展開する。また産業ビジネス事業では、オーダーメイドの高効率エネルギー設備を初期投資0円で導入することで、顧客施設の環境負荷低減、コスト削減を実現するエネルギーサービス事業などを中心に成長を加速させる方針だ。 株主還元については、長期・安定的な配当を基本スタンスに「累進配当」及び「連結配当性向40%以上を強く意識」を掲げている。2026年3月期の年間配当を前期比4円増配の66円に引き上げ、次期も68円への増配を予想している。同社は中期経営計画「ENEX2030」を推進しており、投資家へ明確な道筋を示しながら、2030年度の最終目標である当期純利益200億円以上の達成に向けて邁進する構えだ。 《AK》 記事一覧 |