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野田尚吾 天から底まで根こそぎ狙う「トレンドラインゾーン」分析

天から底まで根こそぎ狙う「トレンドラインゾーン」分析

野田尚吾
パンローリング
A5判 392頁 2023年5月発売
本体 2,800円  税込 3,080円  国内送料無料です。
この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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買い手と売り手の攻防の「変化」を察知し、
トレンドの「先行期」をいち早くキャッチする
天から底まで根こそぎ狙う「トレンドラインゾーン」分析

副題: 市場参加者の意識の「総和」を捉える勝負思考

「際」に引くトレンドラインゾーンでトレンドを最速でキャッチ!

1)トレンドラインを平均化する=トレンドラインゾーン

トレンドライン。トレードをしている人であれば、何度も聞いたことがある言葉でしょう。実際、有効なツールです。

ただ、トレンドラインとひとくちに言っても、ヒゲとヒゲを結ぶ人もいれば、ヒゲと実体を結ぶ人もいるなど、人によって表示の仕方は変わってきます。当然、その状態で市場参加者の意識の総和を捉えようと思っても無理があります。

そこで登場したのがトレンドラインゾーンです。これは、トレンドラインを平均化したものです(詳しくは本書で)。平均化する(均す)ことで、ダマシを極力回避。結果、相場の状況を正確に読み取りやすくします。

2)「際=最終防衛ライン」をトレンドラインゾーンで結ぶ

突然ですが、トレードでエントリーするとき、一番に考えないといけないことがあります。それが何なのか、わかりますか?

答えを先に言うと、「最終防衛ライン」でエントリーすることです。なぜなら、最終防衛ラインは、味方が死力を尽くして守りたい場所であり、また、それゆえに、破られたら「即撤退」となる場所でもあるからです。攻めるべきか、逃げるべきかが明確なポイントなのです。

そして、この最終防衛ラインを本書では「際(きわ)」と呼んでいます。この際と際をトレンドラインゾーンで結び、ゾーンと価格がぶつかったところを観察。最終的に最終防衛ラインが守られるのか、突破されるのかを見てから動きます(ブレイク&リターンなど)。

「線(ライン)」ではなく、「面(ゾーン)」を表示して、買い手と売り手、どちらの陣地に変化が起きているのかをいち早くキャッチし、その変化の初動に乗って利益を増やしていく。これが本書で紹介しているやり方です。

トレンドラインゾーン分析の典型パターン1

3)「際」を狙う意義

「際」を狙うことの意義は、以下の2つにあります。

◎大きな利益を狙える
◎撤退場所が明確

「際」から「際」まで狙っている以上、それが実現できれば大きな利益になります。それこそ、天から底、底から天まで、根こそぎ利益を狙えます。
ただ、利確は未来の要素を含むため、「どうなるか、コントロールしにくい」という点も含みます。

その考えに立つと、大事なのはむしろ後者になります。「際」という最終防衛ラインを狙って勝負している以上、それが否定された場合は「即撤退」ということがわかります。「今」の行動を続けてはいけないということ、つまり引き際が明確なのです。そして撤退すべきか否かは、自分でコントロールできる行動なのです。
もしも「際」以外の場所で入っていたとすると、「今は一時的に逆行しているだけで、すぐに戻ってくるさ」というように、進むべきか、撤退すべき、迷いが生じます。迷いはトレードを危うくさせます。
トレードでは大きく稼ぐことも大事ですが、それ以上に、資産を守ることも大切なのです。

ひとつ、余談です。もしも、本当の戦場の話であれば、最終防衛ラインが破られれば「負け」ですから「すぐに撤退」が正解ですが、トレードでは話が少し違います。 今、最終防衛ラインを守っていたとして、それが破られてしまったときには、破った側につくという方法も選択することができます。寝返りOK。昨日の友は今日の敵。「際」という破られてはいけない場所だからこそ、破った側に寝返ることができるのです。これも「際」での戦い方のひとつです

4)やるべきことはシンプル

やるべきことはとてもシンプルです。チャート上に、「際」と「際」を結ぶトレンドラインゾーンを視覚化して、局面の現状を把握します。現状続行であればその継続の動きを、局面の風向きが変わってきたら、その変化を「ブレイク&リターン」などで確認した後、仕掛けていくだけです。
トレードはギャンブルではありません。正しく練習を積み重ねれば、その道は開かれます。

【本書の主な特長】

目次

はじめに
本書の特長(主な内容)について

第1章 トレードの基礎

第1節 本書で扱うのは、ライン分析ベースのスイングトレード
第2節 ライン分析で何を捉えるのか?
第3節 ラインは選ぶもの
第4節 どの分析でも「ダウ理論」を大前提に考える

第2章 ライン分析の基礎編

第1節 買い手、売り手の攻防を捉える
第2節 際で勝負する
第3節 根拠のない値ごろ感のトレードを防ぐ
第4節 「際」を捉えるための基本的なラインの種類と性質
第5節 ラインの強弱について

コラム 個人的にトレンドラインを重視する理由
コラム 相場はエネルギーの交換がなされているという仮説

第3章 トレンドラインゾーンについて

第1節 トレンドラインゾーンとは
第2節 トレンドラインゾーンを引く目的 〜3つのフィールドに分ける〜
第3節 帰納法と演繹法を心得ておく
第4節 なぜ、ゾーンなのか? 〜ゾーンが成り立つ仮説〜
第5節 なぜ、「ヒゲ」と「ヒゲ」なのか?

第4章 「際(先行期)」を狙ったトレードの入口と出口の考え方

第1節 トレンドラインゾーンを使った「際」を狙うトレードの手順
第2節 狙うべき「際(先行期)」とはどこを指すのか?
第3節 「際(先行期)」を、4つの観点から総合的に判断する
第4節 「際(先行期)」を狙った環境認識と入口(エントリー)の話
第5節 出口の考え方 損切り編
第6節 出口の考え方 利確編
第7節 実際のチャートを見ながらトレードの流れを確認する

補足コラム 円と円以外の取引での1pipsの違い

第5章 各要素の練習

第1節 各フィールドを捉える練習
第2節 (終)からの小ダウのブレイク&リターンを捉える練習
第3節 損切りと利確の練習
第4節 まとめ

第6章 トレードと我々の脳

第1節 はじめに 〜お金が「精神」に与える影響〜
第2節 何も知らないと短期トレードになる
第3節 人の脳は、まだお金とうまく付き合えない
第4節 自分に原因を求めるが、責めすぎてもあまり意味がない
第5節 できることと、できないことを明確化する
第6節 我々には未来のことはわからない
第7節 「過去・現在・未来」のどこに焦点を置くのか?
第8節 経験を伴わない知識を得ただけでは知恵・技術には昇華できない
第9節 損切りを投資資金の2%以内に収める必要性
第10節 資金が半分まで減ったら元に戻すのは難しい

おわりに


著者紹介

野田尚吾
2004年に塾講師のアルバイトで貯めた資金で株式投資を始め、2010年から FXトレードをスタート。塾講師の経験から、人に教えたりテキスト作成するのが好きになったこともあり、知り合いに頼まれFXトレードを教え始める。資産を増やせても、コツコツドカンを繰り返し、思うようにいかない状況の中、トレンドラインを平均化するトレンドラインゾーンという概念で、日足ベースの「際」を捉えるトレードスタイルに変えたところ、成績が安定。現在は、自らが編み出したやり方だけでなく、相場の原理原則を教えている。

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