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浜口流コア・サテライト株式運用戦略の実践
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第47回 総合商社株と7205日野自動車は買い、海運株は売り

2023.2.6


<著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ)

黄金サイクルと農耕民族型投資戦略 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。




 浜口です。まずは今回も2週間ごとの定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2023年1月16日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、上は株価が1月20日時点、下はその2週間後、株価が2月3日時点のデータです。この二週間の断面で見れば、商社株はほぼ横ばい、一方で金融株は上昇しています。

コア・サテライト戦略 株式銘柄群
1月20日時点
コア・サテライト戦略 株式銘柄群
2月3日時点

 ここ2週間で私が行った売買ですが、この表にはありませんが、コア・サテライト戦略の中のサテライト銘柄である7205 日野自動車を、買い増ししています。一方で9101 日本郵船9104 商船三井を空売りしています、いずれも後述します。それ以外は、特筆すべきことはありません。

 日本株の相場観については、今回も基本、変化なしです。これは前回のブログでも書いていますが、米国ではインフレ対応でFRBが利上げを連続させていて、それがオーバーキルとなり、米国が景気後退に陥る可能性が極めて高い状況です。しかし、日本は、景気後退にはなる可能性は低いと考えます。米国のインフレ懸念は日本の脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。

 さて、以下は8316 三井住友FGの過去6か月の推移、株価は1月3日時点の日足です。趨勢的に上昇トレンドが続いていることがわかります。株価については中期的(2年程度)に、10,000円になることをイメージしています。その理由については、以下のブログをご覧ください。

日本株復活、きっかけは東証の本気というが

三井住友フィナンシャルグループ
8316 三井住友FG(1月3日時点)

 さや取りについては、今回は特筆すべきものはないので、割愛させていただきます。

 さて、ここからは今回のテーマ、「総合商社株と7205日野自動車は買い、海運株は売り」について 総合商社株については、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。

 7205 日野自動車は買いについても、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。
1月24日火曜日に、株主向け説明会に関する内容です。

 海運株は売りについても、以下のブログで説明していますので、ご覧ください。

 以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。


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キーワード検索: #アノマリー #景気循環 #株式サヤ取り