■プログラム
《 Disc 1&2 》
1) ウォーミングアップ
オプション取引戦略の基本にある考え:
「優位性」のある戦略
- SPY(株価数連動型ETF)の例:タイムディケイから利益を得る
- カレンダースプレッド:タイムディケイから利益を得る戦略
- VIXの例:カレンダースプレッドプレミアムの歪みから利益を得る戦略
-限月間のオプション価格の歪み
-例:2009年4月限-2009年5月限
- FSLRの例:株価変動とボラティリティの減少から利益を得る戦略
-ボラティリティの歪み
- リバースカレンダースプレッド/ストラングルスワップの例
-株価変動/ボラティリティ変動とプレミアムの限月間のサヤ
- ICEの例:オプションを買う戦略(株価変動から利益を得る戦略)
-買い戦略の利点
2) オプション取引戦略の実践
1.オプションを買う戦略
- VIX 日足と15分足
- プットの価格表
- UNG 日足と15分足の比較
- プットの価格表
- POT
- 当初の買い戦略が失敗しそうなとき、どうするか?
- オプションならではの「時間差スプレッド」
- POTの価格表
2.通常オプションの売り戦略
- ボラティリティを売る戦略
- NOPS(Nuetral Option Positioning Strategy)
- DOPS(Dynamic Option Positioning Strategy)
- FXE
4.横のスプレッド
- カレンダースプレッド
- ATMを用いる場合
- OTMを用いる場合 例:AMZN
- リバースカレンダースプレッド 例:FSLR
3) 取引ための道具の作成
4) 価格表の見方の演習
5) オプションを用いた短期トレード演習
6) 実践のためのノートの作り方
《 Disc 3&4 》
1) 方向性を取るポジションの演習
- 対象物の選び方
- ITM買い
- 縦のスプレッド
-FXC
-ISRG
-MTB
-GMCR
2) LEAPSプット売り戦略の演習
- 対象物の選び方
- ヘッジ法
-SPY
-EWJ
-MCD
-SHLD
-UNG
3) プレミアムのサヤを取るポジションの演習
4) 市場の特性について
- 株式オプション(例SKF)
- 株価指数オプション(例:DIA)
- 債券オプション(例:TLT)
- 商品オプション(例:USO)
- 商品オプション(例:GLD)
- 商品オプション(例:UNG)
- 通貨オプション(例:FXY)
- 通貨オプション(例:FXE)
5) データの取り方
6) 質疑応答
■スプレッド
―ストラングルスワップ(「リバースカレンダースプレッド」)
スプレッドの縮小から利益を得る。
株価の上下いずれかの大幅変動またはIVの減少のいずれかあるいは
両方によって利益を売ることができる。(ATMを用いる。)
―リバースストラングルスワップ(「カレンダースプレッド」)
スプレッドの拡大から利益を得る。
(ATMで仕掛ける場合)株価が一定水準の間のレンジ内の動きまたはIVの上昇、
あるいはそれのいずれかによって利益を上げることができる。
(OTMで仕掛ける場合)買い戦略と同様に思惑と方向性が一致した場合
(↑株価が上昇する方向に賭ける場合は、OTMのコール、ITMのプットで仕掛ける。
株価が下落する方向に賭ける場合は、OTMのプット、ITMのコールで仕掛ける。)
■ボラティリティを売る戦略
ボラティリティの非常に(異常に)高い銘柄の株式オプションを売る戦略。
このようなオプションの価格には大きな歪みが見られるため収益を得るチャンスである。
また、IVとHVの間に異常なほど大きな乖離がある場合もチャンスです。
このような状況にある銘柄を対象にオプション売り戦略を実行する。
2008年はこの戦略は見事にはまった。
■LEAPS(長期オプション売買)
※LEAPSとは…?
Long-Term Anticipation Securitiesの略語で、直訳は「長期期待証券」。
要するに、長期株式(株価指数、ETFを含む)オプションである。
一般のオプションの違いは、残存期間だけである。
残存期間が9月以上の株式オプションを特に、LEAPSと呼ぶ。
1990年に米国で初めて上場された。
LEAPSという名称にはOption(オプション)という単語が含まれていないが、商品構造はオプションそのものだ。
つまり、価格決定のメカニズムは通常オプションと同じである。
満期日までの期間が9ヶ月以上の長期株式オプションであるため、
毎日相場が見ることができない人でも容易に売買できる戦略。