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金の仔牛佐藤講談社 四六判 302頁 2012年9月発売 本体 1,600円 税込 1,760円 国内送料無料です。 この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
ルイ王朝下、繁栄をむさぼる18世紀初頭のパリを活写した傑作長編北アメリカにおけるフランス植民地の開発をめざし、人々の熱狂的な投機を呼び起こしたミシシッピ計画。狂奔するその株式相場を、イカれた男たちが泳ぎ抜いた。やつらは投資家か、それともイカサマ師か!18世紀初頭のパリ。追い剥ぎのアルノーは、襲撃した老紳士に逆に儲け話を持ちかけられる。ミシシッピ会社の株を利用すれば大儲けができるというのだ。アルノーは話に乗り、出資者集めを引き受ける。当初300リーブルほどだったミシシッピ株は翌月に1000リーブルを突破し、投資者への返済は順調に履行される。株価はこれから4000まで上がると期待され、相場は過熱していく。アルノーはいまや羽振りのいい青年実業家に!――それは、株取引という名の「ねずみ講」だった。 そのほかのお薦め
ベテラン度:
★★☆
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★★☆
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