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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/26 11:38, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):リンクユーG、群馬銀、ピアズなど*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):リンクユーG、群馬銀、ピアズなど群馬銀<8334>:1668.5円(+100.5円) 大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期純利益は従来予想の235億円から270億円、前年同期比17.8%増に、通期では490億円から550億円、前期比25.3%増に引き上げ。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加などを主因に本業のコア業務純益が順調に推移しているようだ。業績予想の上振れに伴い、年間配当金計画も従来の50円から60円に引き上げ、前期比15円の増配となる。 リンクユーG<4446>:450円(+64円) 大幅反発。世界最大規模のアニメブランドとしてストリーミングサービスなどを手がける米クランチロールと提携し、共同で新たな海外向けマンガサービス「クランチロール・マンガ」を10月9日にリリースすると発表している。同サービスは有料会員向けのオプションサービス、数百タイトルにおよぶ日本の主要出版社の人気マンガが揃い、今後も追加で出版社が参画予定で、さらにラインアップは拡充の見込みとなっているもよう。 千葉興銀<8337>:1731円(+101円) 大幅続伸。千葉銀行と9月中にも経営統合で基本合意と報じられている。27年4月以降に持ち株会社を設立して、両行が傘下に入る方向で検討しているようだ。千葉県地盤の最大手と3番手の地方銀行の組み合わせとなり、全国2位の規模の地銀グループが誕生することになる。方向性自体は想定線とみられるが、経営統合に向けての前進をポジティブ視へ。両行ともに経営統合を検討していることは事実との声明を公表している。 UNICON HD<407A>:1199円 本日スタンダード市場に新規上場、公開価格1060円を30.7%上回る1385円の初値をつけたが、その後は売りが先行する展開となっている。公開価格には配当利回り水準などバリュエーション面で割安感があり、前日のオリオンビールなどの好スタートも初値買い意欲を強めさせたもよう。ただ、ファンドの出口案件としてのイメージが残るほか、業態的に急激な成長イメージも高めにくく、高値寄付き後の上値追いは限定的な状況に。 レーザーテック<6920>:20245円(-1285円) 大幅反落。本日は主力の半導体関連株が揃って下落する展開になっている。前日の米国市場は、雇用関連指標やGDPなど堅調な経済指標を受けて利下げ継続期待が後退し、ハイテク株を中心に続落となっている。東京市場にも買い一服ムードが強まり、足元で相場上昇をけん引してきた半導体関連株に利食い売りが集まる状況とみられる。アナリストの売り推奨で米オラクルが下落したことも、半導体・AI関連銘柄には逆風となっている。 ピアズ<7066>:772円(+100円) ストップ高。25日の取引終了後に、NTTドコモから金融領域向けAIシステムの開発業務を受託したことを発表し、好材料視されている。同社は長年にわたりドコモの通信事業において、代理店や店頭でのサポート業務を担い、現場で培った業務ノウハウや接客領域での知見を蓄積してきているが、今回のプロジェクトでは、これまで培ってきたAI活用の知見を活かし、金融事業におけるコンプライアンス対応や内部統制といったバックエンド業務に対して、生成AI技術を活用したシステム導入を実施するとしている。 pluszero<5132>:3870円(+140円) 続伸。25日の取引終了後に、アップセルテクノロジィーズと共同で開発・運営するAIオペレーター「miraio」を基盤に、ホリイフードサービスの飲食店における予約受付業務の効率化を目的としたサービスを共同開発することを決定したことを発表し、好材料視されている。今回の取り組みにより、飲食店の予約受付業務の効率化と店舗運営のAI化を推進し、人手不足解消およびユーザー利便性向上に資する次世代店舗運営の構築を目指すとしている。 ナレルグループ<9163>:2420円(+41円) 続伸。グループ会社のワールドコーポレーションとスカイマティクスが、実装型DX人材育成・活用による「くみき」浸透モデルで戦略的業務提携したと発表した。スカイマティクスは、ドローン測量ソフト導入シェアNo.1を誇るクラウド型ドローン測量サービス「くみき」等を開発・提供し、建設現場等でのリモートセンシングサービスによるDX推進を実現している。今回の提携により、建設現場における「くみき」利用促進による生産性向上を目指すとともに、業界課題である人手不足の解決に貢献していくとしている。 《ST》 記事一覧 |