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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/11/13 11:02, 提供元: フィスコ 品川リフラ---2Qは2ケタ増収、通期連結業績予想の上方修正を発表*11:02JST 品川リフラ---2Qは2ケタ増収、通期連結業績予想の上方修正を発表品川リフラ<5351>は11日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.0%増の818.43億円、EBITDAが同24.2%増の101.76億円、営業利益が同2.5%減の61.75億円、経常利益が同3.7%増の69.08億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同11.6%減の43.43億円となった。 耐火物セグメントの売上高は前年同期比16.7%増の529.71億円、セグメント利益は同26.7%増の45.53億円となった。国内粗鋼生産量の減少に加えて、海外においても顧客の活動水準の低位継続と競合環境の激化により耐火物販売数量が減少したが、2024年10月より新たに同社グループに加わったオランダのGouda Refractories Group B.V.(以下Gouda社)の業績が寄与したこと等により、売上高は増収となった。セグメント利益は、のれん他償却額の増加があったものの、Gouda社の業績が寄与したことに加えて、価格設定の適正化、販売構成の改善、コストダウン等を進めたことにより、増益となった。 断熱材セグメントの売上高は同6.8%減の86.67億円、セグメント利益は同27.6%減の11.95億円となった。国内外において受注案件の拡大に取り組んだものの、国内需要の低迷による断熱材販売数量の減少や、欧州及び中国市場の需要減速に伴う海外グループ会社の業績悪化等により、減収減益となった。 先端機材セグメントの売上高は同9.8%減の19.50億円、セグメント損失は0.94億円(前年同期は1.27億円の利益)となった。ファインセラミックス製品の拡販を推進したものの、半導体製造装置関連製品において需要の増加が未だ本格化していないことに加えて顧客の在庫調整の影響で販売数量が減少した。 エンジニアリングセグメントの売上高は同57.5%増の184.82億円、セグメント利益は同70.6%減の2.04億円となった。2025年5月より新たに同社グループに加わったブラジルのReframax Engenharia Ltda.(以下Reframax社)の業績が7-9月期より寄与したことにより、売上高は増収となった。一方で、Reframax社の買収に伴う一過性の関連費用4億円の計上等により、セグメント利益は減益となった。 2026年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比22.2%増の1,760.00億円、EBITDAが同28.1%増の230.00億円、営業利益が同9.2%増の145.00億円、経常利益が同9.1%増(前回予想比2.8%増)の149.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.0%増(同52.9%増)の130.00億円としている。 《AK》 記事一覧 |