|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/09 11:05,
提供元: フィスコ
リソー教育 Research Memo(5):2025年2月期は過去最高売上高更新、各利益は会社計画上回る増益に
*11:05JST リソー教育 Research Memo(5):2025年2月期は過去最高売上高更新、各利益は会社計画上回る増益に
■リソー教育<4714>の業績動向
1. 2025年2月期の業績概要
2025年2月期の連結業績は、売上高で前期比3.7%増の33,394百万円、営業利益で同11.6%増の2,933百万円、経常利益で同10.7%増の2,938百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.9%増の1,743百万円と増収増益決算となった。売上高は連続で過去最高を更新し、各利益ともに会社計画を上回り2期連続の増益となった。
売上高は、家庭教師派遣教育事業や幼児教育事業が低迷したものの、学習塾事業や学校内個別指導事業の好調でカバーした。受講生徒数の増加に加えて、一部事業で受講料金の改定を実施したことも増収要因となった。具体的には、2024年3月より「TOMAS」で約3%、2023年11月より「伸芽会」で約17%の値上げを実施した。営業利益も、家庭教師派遣教育事業や幼児教育事業の減益を、学習塾事業や学校内個別指導事業の増益でカバーした。
生徒数増加や値上げ実施等の効果により売上原価率が前期の73.4%から72.9%に低下し、販管費率も広告宣伝費を中心に戦略的に経費を見直したことで同18.4%から18.3%に低下した。主な費用増減項目として、正社員や講師などの人件費が前期比で3%強増加したほか、監査法人の変更等に伴い監査報酬費用が同96百万円増加し、広告宣伝費が減少した。また、親会社株式売却益44百万円、固定資産売却益61百万円を特別利益として計上した一方で、有形固定資産に係る減損損失311百万円、公開買付関連費用96百万円※などを特別損失として計上した。
※ 2024年4月〜5月にヒューリックが実施した公開買付に関連した費用。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2025/12/19 10:15:ユカリア:提携医療法人拡大に加え、外部コンサルティングサービスやシニア領域の不動産関連サービス強化で成長基盤を拡大
2025/12/19 10:10:協立情報通信:経営情報ソリューションで企業経営に寄与、堅調な業績成長続く
2025/12/19 10:09:JRC---続伸、26年2月期通期連結業績予想及び配当予想の修正
2025/12/19 10:06:3Dマトリクス---反発、欧州における次世代止血材(TDM-623)の製造販売承認取得を発表
2025/12/19 10:05:オーハシテク Research Memo(5):2026年3月期は円高を織り込んだ前提に基づき、減収増益を見込む
2025/12/19 10:04:オーハシテク Research Memo(4):自己資本比率は80%超で財務内容は盤石
2025/12/19 10:03:オーハシテク Research Memo(3):2026年3月期中間期は、減収ながらも販売価格改定や生産性向上により増益
2025/12/19 10:02:オーハシテク Research Memo(2):独立系自動車部品サプライヤーで、独自のポジションを確立
2025/12/19 10:01:オーハシテク Research Memo(1):2026年3月期は減収ながら増益見込み、株主還元に積極的
2025/12/19 10:00:日経平均は386円高でスタート、武田薬やソフトバンクGなどが上昇
2025/12/19 09:21:NSW Research Memo(11):配当性向30%を目安とし財務状況及び業績に応じた安定的かつ継続的な配当を実施
2025/12/19 09:20:NSW Research Memo(10):中期経営計画の目標達成を目指し、事業戦略、経営基盤戦略、投資戦略を推進(3)
2025/12/19 09:49:久世:首都圏密着と高付加価値食品で成長を続ける外食向け食材卸プラットフォーマー
2025/12/19 09:45:出来高変化率ランキング(9時台)〜サイボウズ、アクアラインなどがランクイン
2025/12/19 09:36:個別銘柄戦略: サイボウズや武田薬に注目
2025/12/19 09:19:NSW Research Memo(9):中期経営計画の目標達成を目指し、事業戦略、経営基盤戦略、投資戦略を推進(2)
2025/12/19 09:18:NSW Research Memo(8):中期経営計画の目標達成を目指し、事業戦略、経営基盤戦略、投資戦略を推進(1)
2025/12/19 09:17:NSW Research Memo(7):中計初年度の2026年3月期は、将来の成長を見据えた投資で営業利益は減益見通し
2025/12/19 09:16:NSW Research Memo(6):無借金経営を継続し、財務の安全性・収益性が高い
2025/12/19 09:15:NSW Research Memo(5):サービスソリューションは不採算案件で大幅減益もセグメント別業績はおおむね想定内
|