|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/05/21 11:04,
提供元: フィスコ
オープンG Research Memo(4):事業整理の影響を増収効果で補完、売上・営業利益ともに業績計画を上回って着地
*11:04JST オープンG Research Memo(4):事業整理の影響を増収効果で補完、売上・営業利益ともに業績計画を上回って着地
■オープングループ<6572>の業績動向
1. 2025年2月期の業績概要
2025年2月期の業績は、売上高が前期比17.2%増の7,224百万円、営業利益が同25.7%増の653百万円、経常利益が同10.8%減の234百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同162.3%増の435百万円となった。同社が2024年12月17日に公表した直近の業績見通し(売上高7,200百万円、営業利益650百万円、経常利益260百万円、親会社株主に帰属する当期純利益460百万円)に対して、売上高及び営業利益は計画を上回った。他方で経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が計画を下回ったが、その主な要因は持分法適用子会社の投資損失308百万円、投資事業組合運用損を92百万円計上したことである。なお、本業自体はおおむね想定どおりの着地であったと見られる。
売上高の増減要因を見ると、一部事業の整理により前期比454百万円の減収影響が発生したものの、その影響を控除するとインテリジェントオートメーション事業は同682百万円の増収、アドオートメーション事業は同208百万円の増収となった。また、その他事業はご近所ワークの新規連結効果などにより同621百万円増収となった。
営業利益の増減要因については、事業整理の影響により前期比265百万円の減益があったものの、その影響を控除するとインテリジェントオートメーション事業は同286百万円、アドオートメーション事業は同249百万円それぞれ増益寄与した。その他事業は同137百万円の減益であった。
経常利益は前期比10.8%減となったが、減益の主な要因は持分法適用会社であるA PLUS JAPAN(株)の投資損失である。A PLUS JAPANはエンターテインメントプラットフォームとゲームを中心としたコンテンツの配信事業を展開しているスタートアップであり、現在はまだ先行投資段階にあることから当期純損失を計上した。今後はベンチャーキャピタル及び戦略提携先からの資金調達を継続し、利益創出に向けて事業運営を進めていくと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)
《HN》
記事一覧
2025/05/22 08:05:東証グロース市場250指数先物見通し:軟調な展開か
2025/05/22 07:55:21日の米国市場ダイジェスト:NYダウは816ドル安、米国資産売り強まる
2025/05/22 07:54:ADR日本株ランキング〜日本郵政など全般売り優勢、シカゴは大阪比340円安の36920円〜
2025/05/22 07:40:NYの視点:中国:2025年は気候変動に対処するための財政支出が大幅に増える可能性
2025/05/22 07:36:NY原油:弱含みで61.57ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いは一巡
2025/05/22 07:34:NY金:続伸で3313.50ドル、株安を意識した買いが入る
2025/05/22 07:32:前日に動いた銘柄 part2 メタプラネット、かっこ、ABEJAなど
2025/05/22 07:26:米国株式市場は続落 米国資産売り強まる(21日)
2025/05/22 07:23:21日のNY市場は続落
2025/05/22 07:15:前日に動いた銘柄 part1 イチケン、ミガロHD、みずほなど
2025/05/22 06:30:今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏製造業PMI、独IFO企業景況感指数、米サービス業PMI速報値など
2025/05/22 06:19:NY為替:米国資産のリスクに対する投資家の懸念が強まる
2025/05/22 06:07:NY株式:NYダウは816ドル安、米国資産売り強まる
2025/05/22 03:26:NY外為:BTCは反落、米資産安を嫌気
2025/05/22 02:46:NY為替:米国株一段安でドルはさえない動き
2025/05/22 02:09:通貨オプション:変動率はやや上昇
2025/05/22 01:35:NY為替:ドル・円は143円台後半で小動き
2025/05/22 00:31:NY為替:ドル・円は143円台半ば近辺でもみ合う展開
2025/05/22 00:03:NY為替:株安継続もドル・円は下げ渋る
2025/05/21 22:57:【フィスコ・暗号資産速報】反発、関税を巡る不確実性が低下
|