<< Home / 【Mr.Hiltonの相場道場】バックナンバー / 2014年12月1日号
こんにちは!
 
メルマガ相場道場をお送りいたします。
 
異次元の金融緩和が続いています。
10月の黒田バズーカには、
皆が、「ここで来るか・・・」の気持ちだった事と思います。
オプションなんかは大変だったでしょうね。
 
この号では、投資スタイルはどうあるべきかについてのお話です。
 
投資や投機をする場合、このようなサプライズを予想するのはなかなか難しく、
そもそも、予想できるようなものは、サプライズにはならないわけで、
結局は、事実確認後に出動という事になります。
 
こうなるんじゃないかと、
皆が想定している事が実際に起きた場合は、
相場は一旦終わりになります。
 
材料がハッキリと出た時点で、
それを確認してから買いに行くと、ド天井を掴まされる事もありますね。
そして下げられてから投げたところが、
目先の底値になったりして、自分のあまりのセンスのなさを嘆いたりします。
 
結局は、ファンダメンタルズを株価予測のファクターの中での
一番手に持ってくるのであれば、
短期投資よりも中長期の投資で腹をくくれるところで買って、
そこから下げられようが、しっかりホールドする・・・
これが一番なんだと思います。
少なくとも、今の上昇基調の相場では、それは可能なわけです。
 
私はテクニカルトレードですので、
ファンダメンタルズは特に神経質にはならないのですが、
今の相場が大波で見た場合、上なのか下なのかは意識はします。
 
上ならば買いで攻めた方が有利ですし、
逆に下ならば売りで攻めた方が有利ですね。その程度の認識です。
 
しかし、テクニカルのデイトレードの面白さは、
仮に上を意識した相場でも、テクニカル的に目先は下と見れば平気で売れますし、
時にはそれでも大きな利益になったりもします。
そして、その日がめでたく終わったら、翌日は平気で買いに行ったりもします。
 
そもそも、テクニカルのデイトレードは節操がないんですよ(笑)
 
要はどっちでもいいんです。
 
行く先、方向はどっちになっても、そこに動きが出て、
そこそこの値幅が出てくれたらいいわけです。
 
大きな勢力同士の戦いを、あくまでも客観的に見て、
今はどっちが優勢化を考えて、そちらの後方にくっついて、
彼らの戦利品の一部を頂戴する…
 
私が持つイメージはそんなところです。決して恰好よくはないですね。
 
私もブログや掲示板、投資セミナーや、証券セミナーなどで、
その読者の方や聴取の方々のお話を伺う機会が多いのですが、
時にはファンダメンタルズ、時にはテクニカルと、
いかにも付け焼刃のトレードをしてしまっている方が多いと感じます。
 
別にどちらでもよいのですが、
日和見的に今日はこっち、明日はこっちという事では、
恐らく利益が残るようには立ちまわれないのではないのか?
そんな風に思っています。
 
また、時間枠をどう使うのかも行き当たりばったりになっている感がありますね。
短期なら短期、中長期なら中長期としっかり腹を決めて向き合う事が
大事なんだと思います。
 
それが投資スタイルというものですし、
それによって手法も決まってくるわけですから、
まずはトレードシグナルを探すことから始めずに、
自分がどのようなスタイルを取るべきなのかを考える事から始める事が
大事なのだと思います。
 
次は投資スタイルを決めるにあたってのヒントについてお話ししたみたいと思います。
お楽しみに!!
 
Mr.Hilton