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トランプ・シフト これからの世界経済に備える14のこと
Veteran's choice:
★☆☆
塚口直史
朝日新聞出版
B6 272 pages, released in Dec. 2016
1,650 yen (including tax 150 yen)
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2008年のリーマンショック、2015年のチャイナショックで50%超のリターンを得た世界第3位のヘッジファンドマネージャーが解き明かす“Gゼロ"後に起きる債券市場の大崩壊
金利が世界中で急上昇しはじめているのです。
「借金を踏み倒す」ということを是とするような人間がアメリカ経済のトップにたったのではないかという疑念が債券市場を揺るがしはじめているということです。
(本書「プロローグ」より)
【内容】
SHIFT 1 保護貿易とチャイナショック再来
SHIFT 2 米国債の増発と債券金利の上昇
SHIFT 3 香港発の金融危機
SHIFT 4 産油国の崩壊
SHIFT 5 脆弱な国際金融マーケット
SHIFT 6 世界同時金融緩和の大転換
SHIFT 7 日銀の功罪とマイナス金利のゆくえ
SHIFT 8 中国の覇権と海洋進出
SHIFT 9 北朝鮮の鳴動と南北統一
SHIFT 10 中進国の悲鳴とタイの凋落
SHIFT 11 サウジアラビアの経済危機
SHIFT 12 トルコの対欧米強硬とロシア傾斜
SHIFT 13 日本とロシアの宥和
SHIFT 14 グローバル階級闘争経済のはじまり
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塚口直史
グローバルマクロ戦略ファンドマネージャー、英系投資顧問会社SPRING 社取締役/グローバルマクロ戦略主任、早稲田大学政治経済学部卒。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科 ファイナンス修士課程了。
みずほ投信投資顧問入社後、シティバンク・国際金融本部 短期金利トレーディング部を経て、2008年に世界最大の運用会社であるブラックロックにてグローバルマクロ戦略ファンドを主括。
リーマンショック時、多くのファンドが損失を出すなか、投資収益率としては驚異的な50%以上リターンを上げ、ブラックロックの数百あるファンド内で1 位の成績を収める。
2014年より、英SPRING 社において、グローバルマクロ戦略ファンドを設立・運用。エネルギー・地政学リスクに関する情報をヨーロッパ・アジア双方を通じて広く求めるべく2013年よりモスクワにリサーチ拠点を移す。
2015年、中国経済危機に備えるポジショニングが奏功し、50%以上の投資利回りを実現。世界3位として表彰される(ファンド評価会社バークレイヘッジ社、2015年度グローバルマクロ戦略部門)。また同年、ロシア国内での運用成績でも1 位となる(ロシアヘッジファンドインダストリー国際部門)。みずほフィナンシャルグループの超富裕層向けに「モスクワだより」を発行。海外投資の観点から国際金融事情を届け、好評を博している。ブルームバーグなど、海外メディアへの記事寄稿多数。
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