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ビデオ 相場の心理学 (下巻)林康史株式会社マックスバリュー VHSビデオ 90分 テキスト付 2002年3月発売 本体 4,091円 税込 4,500円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet BSジャパンで2000/12/15〜2001/3/9に放送されたルック@マーケットの人気コーナー「ルック@サイコロジー」をビデオ化
人は自分が所有しているがゆえに価値を見出すということがあること。わかりやすい例でいえば、不動産があげられる。誰でも自分の住んでいた家は高い評価をしがちである。使用価値と交換価値のずれが大きいといってもよい。化粧品や健康器具などを試用期間を設けて販売するのは、これもいったん所有してもらうことで、見込み客の心に所有の意識を生じさせるのがセールスの狙いだ。 マーケットにおいても同じことがいえる。「所有している」という意識が冷静な判断を妨げるということもあるということだ。対策としては、定期的に現在保有している銘柄を持っていないと仮定してみるとよい。潤沢に現金を持っており、新たな株の購入がポートフォリオを歪ませることもないとも仮定する。その仮定で、その銘柄を買いたいかどうかを考えるのである。 「絶対に買いたくない」のなら、今持っている必要はない。売った方がいいということになる。株主優待の利用もほどほどにしておくべきだろう。自ら所有の意識を増殖させるという罠に陥ることになりやすいからだ。(本ビデオより) 講師/林 康史大和証券投資信託委託(株)主席研究員 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 非常勤講師そのほかのお薦めこの商品の著者による商品一覧: 林康史 |
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