バブル経済崩壊後の長引く経済不況の中で、大企業の経営破綻も珍しいことではなくなりました。大企業の経営破綻は、銀行や生命保険会社など金融機関にもダイレクトに影響をおよぼし、その経営を圧迫しています。
日常生活の中でも、企業が作成する財務諸表から、企業の状況に関する何らかのシグナルを読み取る必要性がますます増大してきています。 これまで財務諸表分析に関する書籍といえば、何かとっつきにくいイメージがありました。そこで本書では、会計になじみの薄い方にも抵抗なく読んでいただけるように、やさしい表現を心がけ、図や表をなるべく多く用いて、事例や数値例もできるだけ平易で身近なものを取り上げるように試みています。
本書は、(1)財務諸表は何を表しているのか、(2)財務諸表からどんなことを読み取るのか、(3)財務諸表を読み取る際のツールとその使い方という3つの視点から書かれています。
桜井久勝 中央経済社
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