食糧格差社会 始まった「争奪戦」と爆食する世界
茅野信行
ビジネス社
四六判 上製本 237頁 2009年12月発売
本体 1,600円 税込 1,760円
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日本はこのままでは、食糧戦略において世界で孤立する!
途上国を巻き込むグローバルな農地買収合戦、穀物高騰を後押しするエタノール戦略の台頭、金融市場をかき回す投機マネー、流通業界における戦後の劇的変化と数々の規制撤廃が招いた様々な現象、「コメ安全保障」の行方、中国やロシアなど新興国家による世界の食糧市場の支配…
穀物メジャー出身であり、世界の穀物ビジネスの裏側まで知り尽くすプロが、最新情報を元に現在、そして近未来の世界食糧マーケットを解説します。私たちの食卓が今後どうなるのか、必見です。
■目次
第一章 世界を襲った異常な穀物価格高騰
第二章 企業環境の変化を知る五つの視点
第三章 貿易自由化と関税の引き下げ
第四章 穀物メジャーと国際穀物取引
第五章 穀物輸出国と輸入国の攻防
第六章 日本の農業の現況と農政がなすべきこと
第七章 日本の農業の未来
第八章 食糧供給を確保するために
■著者
茅野信行(ちの・のぶゆき)
一橋総合研究所 食糧部会 部会長。ユニパック・グレイン・リミティッド代表取締役。
1949年長野県生まれ。1972年中央大学商学部卒。1976年同大学院商学研究科修了(経営学専攻)。同年、穀物メジャーのコンチネンタル・グレイン・カンパニーに入社。飼料穀物、小麦、大麦の輸出業務に携わる。1978~81年、香港、シンガポール、マレーシアに駐在。コメ、パーム油、大豆ミール等の輸出取引に従事。1982年東京支店で飼料穀物、油糧種子、大豆ミールの輸出業務を担当。1984年本社特別研修。1988年コモディティー・トレーディング・マネジャーに就任。1999年より現職。國學院大學経済学部教授(経営戦略論、企業リスク・マネジメント論担当)、中央大学商学部兼任講師(国際経営論担当)。
著書『アメリカの穀物輸出と穀物メジャーの発展』『プライシングとヘッジング』(以上、中央大学出版部)など。
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