前回は上場後一カ月までの短期売買にしぼった話をしましたが、
今回は上場後一年程度まで時間枠を広げて検証しています。
利用する数値も、
IPOの目論見書に記載されている内容を使い、
ファンダメンタルズ、需給の両面からデータを検証します。
またマザーズ先物を使ってヘッジする方法を具体的にお話しします。
今回のような相場の暴落が起こると、
日々の相場つきが変化します。
今までのような買い一辺倒の戦略では、
勝つことが難しくなります。
ぜひヘッジのやり方を身につけていただきたいと思います。
■プログラム
- わたしのトレードスタイル
- IPO株のセカンダリー
- IPOセカンダリーとは
- 過去データを検証する
- 公募価格からの初値騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- 初値騰落率と21日後騰落率
- 短期では計算上売り有利だが・・
- ABホテル(6565)の例
- 公募売出総数
- 公募売出総数と初値騰落率
- 公募売出総数と5日後騰落率
- 公募売出総数と245日後騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- 売出比率
- 売出比率と初値騰落率
- 売出比率と245日後騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- ベンチャーキャピタル(VC)の影響
- 目論見書の「株主の状況」欄
- VC持株数と初値騰落率
- VC持株(率)と初値騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- 上場前決算の経常利益
- 目論見書の例
- 初値から245日後(約1年)まで
- 上場前経常利益と245日後騰落率
- 吸収金額
- 吸収金額と初値騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- オファリングレシオ
- 初値から245日後(約1年)まで
- オファリングレシオと初値騰落率
- オファリングレシオと245日後騰落率
- 仮条件からの価格決定
- 仮条件からの価格決定と初値騰落率
- 初値から245日後(約1年)まで
- 上場市場
- 初値から123日後(約半年)まで
- 抜粋-東証1部とREIT
- 初値から245日後(約1年)まで
- 東証マザーズ指数先物をヘッジで使う
- マザーズ個別銘柄をヘッジする
- 何に対してヘッジするのか?
- 個別銘柄のαで稼ぐ
- いろいろなニュートラル方法
- ベータ値を使ったニュートラル
- 先物を使ったヘッジのやり方
- 先物ヘッジで注意すべき事項
- トレードで利益を上げ続けるために
- 参考になった書籍
講師: 羽根英樹(はね・ひでき)
個別株や指数先物などサヤ取りやイベントトレードを中心に売買をする個人トレーダー。
1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。2000年には、世界三大利殖のひとつとして『サヤ取り入門』を執筆し、それまでベールに包まれていた手法を具体的に明かすことにより中国など海外でも出版されるベストセラーとなる。
コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。トレード仲間とともにイベントトレードなどヘッジファンドが使っている戦略の研究に励み、着実に利益を積み重ねている。過去十年以上年間プラスを維持し続けている。
『パンレポート』でも、サヤ取りやイベント関連のレポートを執筆中。
○受講者のご感想
満足度 →87%(とても満足 33%、満足 54%、その他 13%)
印象に残った内容
- とても勉強になりました。ありがとうございました。
- まだまだ初心者のレベルでは話の内容についていけない部分もありましたが大いによい刺激となりました。未熟な個人投資家にとって、このような機会を提供して頂いてとても有り難いです。
- すごく参考になりました。それにお話が凄くわかりやすかったです。
- IPOセカンダリー投資のレクチャーが一番良かった。 大変勉強になりました。全てのレクチャーでレジュメが用意されると良かったと思います。
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