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箭内昇 メガバンクの誤算

メガバンクの誤算

箭内昇
中央公論新社
新書判 284頁 2002年7月発売
本体 820円  税込 902円  国内送料無料です。
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銀行復活は可能か

総崩れの原因は何か? 低い格付、国民の不安…。信頼回復には、まず銀行内部の改革が必要だ。

期待されて誕生した四つのメガバンクは、今や総崩れに近い状況に陥り、欧米の銀行との間に大きな格差が生じた。直接要因はバブル期の不良債権だが、背景には、壮大なカルテルと横並び体質がある。合併はこの旧体質から抜け出せない中での自滅行為だった。再建への道は厳しいが、「急がば回れ」の王道を行くしかない。そのために必要なことは、旧世代の残滓の一掃、時代に適った体質改善、国民の信頼回復である。

目次

第1章 総崩れのメガバンク
第2章 日・米銀行の「愚かなる80年代」
第3章 90年代米銀の復活
第4章 90年代邦銀の没落
第5章 自壊の風土
第6章 突き詰めれば人事
第7章 明後日への処方箋

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中村一城/金融問題取材班 あっぷる出版社
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