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日本銀行の研究
宮尾攻
小学館
文庫 224頁 2001年6月発売
本体 476円 税込 523円
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「通貨、物価の番人」はこうして市場から不信任されたか。
中央銀行は物価、通貨の番人といわれる。当然、経済社会が日銀に寄せる期待は大きかった。しかし、デフレ・スパイラルが深刻化する中、日銀は期待を裏切り続けてきた。2000年夏、反対の声を押し切りゼロ金利金利政策を解除した。ところが、その半年後にはゼロ金利政策を上回るインフレ政策(量的緩和)に踏み込まざるを得なくなった。日銀はなぜこのように迷走を続けるのか。内部の取材をもとに、日銀の問題点を焙り出す。日本銀行は果たして市場からの信認を回復できるのか。
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