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無法外資

徳本栄一郎
講談社
四六判 256頁 2003年6月発売
本体 1,700円  税込 1,870円  国内送料無料です。
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日本をしゃぶり尽くす白い牙

われわれの職場で、われわれの共同体で、われわれが酒を酌み交わす場所で、「外資」と呼ばれる企業に勤務する外国人や日本人に接する機会が増えた。 また、山陰のある信用金庫に預けられた庶民のお金がデリバティブの運用失敗で消え、ヤクルト1本数円の利益を積み上げたお金が怪しげな金融商品に注ぎ込まれた、などというニュースも耳にするようになった。消えたお金の先にも、つねに「外資」がいる。 この本では、好むと好まざるとにかかわらず、これから日本人が対峙していかなければならない「グローバリゼーション」という大波の破壊力について述べる。そして、その最前線で私たち日本人が目にするのが「外資」なのである。――(「はじめに」より)

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