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金森薫 金森薫の世界情勢マンスリー  2017年9月特集号

[オーディオブックCD] 金森薫の世界情勢マンスリー 2017年9月特集号

金森薫
ラジオNIKKEI
CD 約70分 2017年9月発売
本体 5,000円  税込 5,500円  国内送料無料です。
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北朝鮮問題と、日本を巻き込むアメリカ戦略

本CD8月号では「トランプ政権による対北朝鮮最後通告」の幕が開きつつあるとお伝えしたが、流れはその通りとなっている。 その一方で、トランプ大統領は、いよいよ国際的にも国内的にも窮地に立たされ、ほとんどの政策が実現不可能の大幅な後退を余儀なくされている。

いくらバノン主席戦略官、大統領首席補佐官らを更迭しようが、大統領自身の“転向”なくしては、失地回復は難しい。特に9月末の「二大法案関門」(連邦債務上限枠拡大・新年度歳出法)は、法案自体が期限ギリギリに議会をクリアーしても、そのプロセスで大統領が議会共和党と決定的な溝を形成し、レーム・ダック化する可能性がある。

こうした状況下で、8月上旬以降、明らかにCFR(外交問題評議会)が動き始め、特に米朝関係への暫定的着地点をリードし始めたことに注目。

米朝の水面下接触の当事者や元大統領補佐官が、その着地点について公的に言及したことやホワイトハウス内の関係高官にCFRメンバーが続々と任命されていることは、その着地点が近づいたことを示している。

同時に、日米間の公式・非公式な接触が8月中旬以降、急速に増えていることにも注目を要する。安倍政権が一気に支持率を回復し、且つ歴史に残る宰相として、政界に君臨する唯一の方法に向かって動き出したかもしれない。

7月末に首相と会談した田原総一朗氏のその後の言動や、アメリカが新韓国大使にビクター・チャ氏(キッシンジャー氏に近い)を任命したことなど、正に一石四鳥以上のアメリカの戦略が確実に準備されつつある。 金森氏が独自の視点と情報網から鋭く迫ります!

投資家の指針としてはもちろん、ビジネスパーソンの必須アイテムとして格好のCD。(およそ60分)

プロフィール

金森 薫(かなもり かおる)
1951年、北海道生まれ。国際経済アナリスト。
北海道大学卒業後、穀物商社に入社、貿易実務・外国為替業務に携わる。在職中の1989年暮れに発表した「東証ダウの暴落はすでに秒読み段階」の論文がその直後に現実化したことで一躍、金融関係者の注目を集める。 翌、90年「オイルプライスの上昇」「土地神話の崩壊」と立て続けに衝撃作を発表。 いずれも湾岸戦争、土地価格の下落とも予測通りになり、国際問題のエキスパ-トとしての地位を確立。 その後、証券会社に転職し、債券ディーラー、エコノミストとして活躍。 95年に独立。 米国の世界戦略、キーパーソンの発言、公式文書をもとに政治・経済・金融・軍事などの各情勢を分析し、世界と日本の行方を予測する評論活動に入る。 過去、講演会や誌上での経済・国際・相場予測が現実化したケ-スは数えきれない。 その独特で他者には絶対真似のできない視点からの論評と歯切れの良さから政治家、金融関係者、企業経営者に信奉者が多い。


※ 本製品は音声が収録されたCDです。通常のCDプレイヤーで再生いただけます。

(金森薫の世界情勢マンスリーシリーズ)

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