多くの人が「必勝システム」や「大化け銘柄」などに注目する一方で、どこか地味な存在の「資金管理」。
実際には私たちのトレードにどう影響を及ぼすのでしょうか?
たとえば、元本10万円を1年で2倍にする売買法で検証してみましょう。
同じ売買法で、取引口座の何%の額でトレードするのか、ポジションサイジングだけを変えて検証してみます。
売買システムも、初期資金も、市場も、トレード回数も同じ。
変えるのは、ポジションサイズを決める「オプティマルf」の数値だけです。
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図1 オプティマルf がやや小さい
12倍のリターン。
さらにポジションサイズを大きくすると… → |
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図2 オプティマルf が適正値
最適なポジションサイズで
なんと 120倍 に急成長。 |
図3 オプティマルf がやや大きい
激しいドローダウン。
これは耐えられそうもない…。 |
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図4 オプティマルf が大きすぎる
50回もトレードしないうちに
リスクをとりすぎて、ついに破産。
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この結果から、図2のように
少額を大きく増やすとき、最適な資金管理が欠かせない
ことがわかります。
先述のラリー・ウィリアムズが実践したのが、まさにこの
優れた売買システム×資金管理=最大のリターン でした。
また図4のように、リスクをとりすぎると
資金の減りも大きくなり、破産確率が高くなってしまいます。
自己資金でトレードする個人投資家が絶対に避けなければいけないパターンです。
また、最適なポジションサイジングは、売買システムによって異なります。
つまり、トレーダーひとりひとりに最適な値があるのです。
ちょっと儲けた次の年にはちょっと損をし、
大きく儲けたあとで大きく損をしたり、
いつまでたってもトントンから抜け出せない。
そんな方は、自分に最適な オプティマルf を知ることで、大きく飛躍する可能性があるでしょう。
資金管理の大家、ラルフ・ビンスが10月23日に来日します。
なかなかない機会なので、日本国内のみならず、周辺国のトレーダーからもお問い合わせをい
ただいています。