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トレーディングエッジ入門
利益を増やしてドローダウンを減らす方法

ボー・ヨーダー 著
長尾慎太郎, 井田京子 訳
パンローリング
A5判 238頁
3,990円 (税込)
トレーディングエッジ入門 利益を増やしてドローダウンを減らす方法

今回コメントくださったのは m3 さん です
Q1 オススメ書を教えて下さい。

「損は小さく、利は大きく」――言葉ではわかっていても、 実際にそういうトレードはできていなかった頃、本書に出会いました。

著者であるボー・ヨーダは、プロトレーダー兼金融コンサルタントですが、 読後に「それだけでいいの?」と拍子抜けした本。 あまりにさらっと書いてあるため、何度も読み直しました。

本書のとおりにトレードしたのが、リーマンショックのあった2008年。 当時、ユーロ円を高値でつかんで、下げ相場のなかロスカットをうけた苦い経験がありました。 9月のリーマンショックで相場が激しく動いたので、今でも覚えてますが、 2008年10月24日金曜日のトレードは、この本に出合わなかったらできなかったですね。

本書で語られている勝率自体は低勝率でも、高リワード。 そのころ4連敗して、そのあとたった1回のトレードで、ドローダウンを回復してさらに利益がのった。 そこではじめて「損小利大」という考え方ができるようになりました。

相場には利益を取れる時期と、そうではなく持っていかれる時期がある。 それにいかに早く気づくかで、次の行動を早くとれます。

本書の題名にある「エッジ」とはトレード手法ではなく、資金管理のこと。 そういう意味では、資金管理の入門書といえるでしょう。

私は、トレードには負けがつきものだと基本的には思っています。 大きく負けないように損とうまく付き合うことが、エッジなのではないでしょうか。

Q2 5点満点で採点すると?
金融市場のリスク構造がわかる ★★★★★
読みやすい★★★★★
知識がつく★★★★★
おもしろい★★★★★
儲かる★★★★★
専門的★★★★★
総合オススメ度★★★★★
m3 さん

m3氏


個人投資家

有名芸能事務所に所属し、アイドルのバックダンサーなどを務めた青春時代を経て、実業界入り。 ひょんな縁から商品先物会社に就職し、700万円のボーナスを手にするなど、営業職で大活躍。 その後、自分探しの漂流期に突入し、FXと出会う。艱難辛苦を経て現在、FXトレードで生計を 立てる個人投資家として、「FX友の会」などの場で切磋琢磨しながら、夢の悠々自適に向けて ばくしん中。

清水昭男氏との対談による「私はこんな本を読んできた! ベスト10」で、蔵書の中からお気に入りの投資本を解説。

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