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『ツナギ売買の実践』

林輝太郎
同友館
四六判 282頁
1989年8月発売
1,835円 (税込)
ツナギ売買の実践

今回コメントくださったのは Fantasista さん です
Q1 オススメ書を教えて下さい。

 株式投資で全くうまくいかずに、自分の投資法を見直していた時に、考え方を変える きっかけになった本です。それまでは、とにかく買い一辺倒、信用でナンピンを繰り返すなかでやられまくる毎日。90年代の暴落で自分の資産をなくし、何かのヒントを得ようと模索していました。

空売りでもやられているなか、つなぎ売りという考え方を知り、余裕を持って実行することが必要だと痛感しました。本書は難しい部分もありますが、一読すると自分の思考回路を変えるという点で非常に役に立ちました。

つなぎ売りは、新興市場の信用買いや、無理な空売りよりも儲かる確率は高い。 やられた投資家は是非、読んでみると考え方が変わるきっかけになるでしょう。

先物やオプションでも、同様の考え方ができるわけです。 特に、サラリーマンは相場が見られないので、安心して仕事に打ち込むためにもヘッジの意識は重要です。

サラリーマン時代に、指値で注文を入れて定期的に利益を上げてきましたが、下げ相場を歓迎できるような心理状態になった頃から、大きな利益を上げることができるようになりました。

持ち株を売り切ったら、その後は何も出来ないのです。 今でもこの本の言葉のなかからヒントが見つかることがあります。

明日から売買がうまくなるといった内容ではありませんが、株式投資の方法をいろいろな視点で考えるきっかけを作ってくれる本だと思います。

Q2 5点満点で採点すると?
読みやすい		★★
知識がつく		★★★★
おもしろい		★★★
儲かる			★★★★
専門的			★★
総合オススメ度		★★★

Fantasista さん


Fantasistaさんの著書
サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法
サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法

スィングトレーダー/個人投資家

1964年生まれで、投資暦は15年。90年代に投資を始めたが、1000万円の資金を200万円まで減らす苦しい時代を経験する。暴落相場でやられ、信用買いで追証も経験し、倒産株までつかんでしまう典型的な負け組投資家。その後、ようやく自分の投資法を見直しながら、徐々に負けない投資家への道を歩む。

仕事やプライベートの忙しい時期を過ぎ、2003年頃よりネットで情報を集める時間も取れるようになり、上昇相場に乗って、資産を増やすことに成功した。 HPやブログ Fantasista の株式投資日記 を書きながら、日々の相場について考えている。

現在は、サラリーマンをやめ、セミリタイアに近い生活。 デイトレードはあまりやらずに、小型株の中長期投資を中心に投資を行っている。 著書では四季報や上方修正銘柄の投資についても書いていますが、投資のやり方は多彩であり、日経平均先物やオプションもトレードする。あまり個人が好んで売買するような新興銘柄よりも東証2部や大証2部、1部の小型株が得意。負けた痛みをよく知っているので、そのことが自分自身の財産である。

  ブログ >>  Fantasista の株式投資日記

ありがとうございました。

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