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浜口流コア・サテライト株式運用戦略の実践
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第28回 今年は Sell in May にはならないのか?

2022.5.2


<著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ)

黄金サイクルと農耕民族型投資戦略 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。




 浜口です。GWですね。皆さんリラックスされてますか?
 まずは今回も2週間ごとの定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2022年4月18日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、上は株価が4月15日時点、下はその2週間後、株価が4月28日時点のデータです。この二週間を「断面」で見た場合には、総じていえば、株価に大きな変化はなかったことがわかります。

コア・サテライト戦略 株式銘柄群

コア・サテライト戦略 株式銘柄群

 ここ2週間でこの表の中の銘柄に関し私が行った売買は、特にありません。強いて言えば、日本郵船の売り建ては持続しています。これら銘柄群の中では、トヨタ・日本航空・海運株以外は保有している点は変わらずです。あと表にはありませんが、市場全体の底打ち観測から、ポートフォリオの10%程度組み入れたマザーズ銘柄は、再度下値を試す展開になりそうとの相場観から、ほぼすべて売却しています。

 一方で前回の当ブログで「試し玉程度に加え、売り乗せを行いました」とした6857アドバンテストは、売り建てを維持しています。ここから下放れるのか。引き続き注視していきます。

 以下、上が直近株価4月1日時点、中がその2週間後、4月15日時点、その下が4月28日時点の日足チャートです。

アドバンテスト1
アドバンテスト(4月1日)
アドバンテスト2
アドバンテスト(4月15日)
アドバンテスト3
アドバンテスト(4月28日)

 日本株の相場観については、これまでと変化なしです。これまで、当ブログで一貫して書いている投資環境見通し。「景気敏感バリュー株は、徐々に上昇に転じる銘柄が多くなる一方で、高止まりしている大型グロース株の下落が発生する動きがより鮮明化しつつある」状況。これが徐々に起こってくると考えます。ここもとの米金利上昇は米国のハイパーグロース株の下落をもたらし、それが日本のテック株に波及するというシナリオです。

 次に8801三井不動産買いと8802三菱地所売りのさや取りについて。 グラフをご覧ください。

三井不動産1
8801三井不動産と8802三菱地所(3月18日)
三井不動産2
8801三井不動産と8802三菱地所(4月1日)
三井不動産3
8801三井不動産と8802三菱地所(4月15日)
三井不動産3
8801三井不動産と8802三菱地所(4月28日)

 8801三井不動産と8802三菱地所の比較チャート。上は株価が3月18日時点、その下は株価が4月1日時点、その下は株価が4月15日時点、その下は株価が4月28日時点の、両銘柄の過去三ヶ月の比較チャート・相対株価を示したものです。

 前回のブログで、「『三井不2,000株売り-地所3,000株買い』の仕掛けを行って良いタイミングが再度来ている。私もこのポジションを、先週末引け成りで建玉しました」としました。その後さやは縮小し、利食い手仕舞いを行いました。

 現状はサヤが縮小済みなため、建玉すべきタイミングではありません。両銘柄のさやは引き続き注視し、開いてきたら再度、建玉を行いたいと思います。現状は「待ち」ということですが、期待をもっての待ちで良いと思われます。三井不・地所には、概ね2週間程度のタイムスパンで、さやの循環があるように思われます。次の仕掛けのタイミングが待ち遠しい状況です。

 さて、今回のテーマ、「今年はSell in Mayにはならないのか?」について考えていきたいと思います。

日本株投資戦略4月号

 これは野村證券の日本株投資戦略4月号の中で、ストラテジストの池田さんが書いている文章、需給動向:Sell in Mayの条件です。 ピンクのマーカーで塗っている部分が結論ですが、以下に重要部分を書き出しておきます。

  • 「Sell in May」は、1月から5月にかけての株式市場が上昇しやすい一方で、6月以降は軟調に推移しやすい季節性を踏まえた格言である。

  • ただし、過去を振り返ると日本株市場において「Sell in May」は利益確定売りの形であらわれやすい傾向はあるが、必ずしも5月にTOPIXが下落するわけではなかった。

  • 図表14では4月末時点の年初来TOPIXリターンと5月の月間TOPIXリターンを比較した。両者には負の相関関係があり、4月末時点の年初来リターンが高いほど、5月のリターンが悪化しやすかった。

 以上の池田さんの見解に対し、違和感はありません。その通りだろうなと考えます。 4月28日時点のTOPIXの年初来リターンは、約-3.5%。これまでの考察を踏まえると、「Sell in May」が更に株価を下押しする事態は、現時点では考えにくいと思われます。さらにここで、前述した私の相場観を加え、今後の相場見通しを再考してみれば。

 グロース株については、結果的には「Sell in May」になるのかもしれません。が、景気敏感バリュー株については、そうはならないと考えます。

 以上です。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。

 なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。


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キーワード検索: #バリュー投資 #アノマリー #株式サヤ取り

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