携帯版 |
![]() |
![]() |
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/06/11 14:32, 提供元: フィスコ ジャストプランニング---1Qは2ケタ増収増益、ASP事業・物流ソリューション事業・太陽光発電事業が順調に推移*14:32JST ジャストプランニング---1Qは2ケタ増収増益、ASP事業・物流ソリューション事業・太陽光発電事業が順調に推移ジャストプランニング<4287>は10日、2026年1月期第1四半期(25年2月-4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.5%増の6.09億円、営業利益が同27.3%増の1.46億円、経常利益が同27.9%増の1.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.2%増の1.03億円となった。 ASP(Application Service Provider)事業の売上高は前年同期比12.8%増の2.90億円、セグメント利益は同10.7%増の2.19億円となった。主に飲食店の売上管理を効率的に行うことができる「まかせてネット」のサービスを提供している。同様に、効率化・生産性の向上が可能な「勤怠管理システム」、「発注管理システム」等のASPシステムを展開している。また、2020年8月より譲り受けた事業であるテイクアウト業態向けスマートフォンアプリケーション「iToGo」を切り口に、外食産業のみならず市場変化に柔軟に対応した新規需要の獲得を推進してきた。2024年5月に、POS取引データ内の行動ログ等から不正操作をシステム検知し、チェーン全店の大量の取引に対して、日次監査を可能とする「まかせて不正検知」をリリースした。2024年6月には、雇用契約、個人情報を含めた各種書類を電子化し、多言語化対応することで外国人スタッフも含めた人事管理データと打刻、シフト管理の勤怠管理を統合的に管理できる人事管理システムである「まかせてHR」をリリースした。2024年8月には、経費精算システム「まかせて経費精算」が、公益財団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が認証する「JIIMA認証」を取得した。これにより、電子帳簿保存法の要件を満たし、より多くの顧客に安心して利用できるシステムとなった。当第1四半期において、顧客の多様なニーズに合わせたシステム化提案等柔軟な対応を推進してきた。 システムソリューション事業の売上高は同62.7%増の0.24億円、セグメント利益は同39.9%減の0.03億円となった。業務内容として、外食業界の業務システムにおけるソフトウェア受託開発、POSシステム導入におけるシステム設定作業やシステム運用・業務コンサルティングやそれに伴うハードウェア導入、同社POSシステムユーザーに対する消耗品販売等を行っているPOSシステムソリューションから構成されている。 物流ソリューション事業の売上高は同34.5%増の2.35億円、セグメント利益は同37.5%増の0.36億円となった。外食チェーン企業等に対する物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行等のソリューションサービス事業を展開している。当第1四半期において、物流ソリューション事業は順調に推移した。 太陽光発電事業の売上高は同6.9%増の0.27億円、セグメント利益は同14.3%増の0.18億円となった。2015年2月より栃木県那須塩原市、栃木県那須町にて2拠点、2016年2月より宮城県仙台市にて1拠点において、太陽光発電設備による電力会社への売電事業を行っている。当第1四半期において、太陽光発電事業は順調に推移した。 その他事業の売上高は同13.9%減の0.31億円、セグメント利益は同15.3%減の0.23億円となった。2009年8月より、直営の外食店舗を運営している。同社社員による運営により、店舗運営ノウハウの社員研修、情報システム開発、新システムのテストマーケティング等に活用している。当第1四半期においては、売上が前年同期を下回り、厳しい市況が継続している。 2026年1月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.9%増の25.32億円、営業利益が同22.8%増の6.02億円、経常利益が同22.0%増の6.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.0%増の4.19億円とする期初計画を据え置いている。 《AK》 記事一覧 |