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ロケット工学投資法

◆『ロケット工学投資法』 ジョン・F・エーラース著 パンローリング

今では、古典的手法となったRSI(相対力指数)やストキャスティックスなど は、当初、その着想は非常に斬新的であった。計算方法もさほど複雑でなく、コンピュ−タ−がなくても対応できるものであった。
しかし、この著者ジョン・エーラースが提唱する、物理を応用したデジタル信号処 理技術はトレーディング分野、画期的だが易しくはない。難しい。私の理解力のなさが 原因といってしまえば身も蓋もないが、一般の読者、特にこの分野の専門知識がな ければ、容易には理解できないのではないか。
ただ、デジタル信号処理技術をマーケットに応用するというアイデアはなるほどと 思う。ちなみに、私自身は、フ−リエ解析がサイクル分析に応用できないだろうかと、 考えて、エクセルを使ってなにほどかのことを計算したことはあるが・・・・・・・ 結論には至らずだった。
著者エラ−スは、SN比や正弦波、インディケーターなどの独特のインディケー ターを議論するとともに、有限インパルス応答(FIR)フィルタや無限インパルス応答(IIR)フィルタについて述べ、予測フィルタの作成方法と最大限の効果を得るた めにこれらのフィルタをいつ使うべきかについても説明する。そして、デジタル信号 処理を導入することで、まったく新しいトレーディング手法を開発していく。これに より、マーケットをまったく新しい視点でとらえることを可能にし、従来から使われ ている、移動平均線やRSI、ストキャスティックスなどにも新しい観点や応用を与 えようとするものである。
移動平均線やRSI、ストキャスティックスなどの古典的手法が広く世に受け入れ られたのは、それが視覚的にわかりやすかったからであろう。そういった意味で、わか りやすい具体的な計算方法や、図表がもっとほしかった。また、工学的なアプロ−チ は、その手法の高度さゆえに、何かしら魅力的で有効なように感じる。そういった意 味でも、工学の「素人」にもわかりやすい具体的な例がもっと望まれた。 続編として、従来のトレ−ド手法と、エラ−スの手法とを比較した書籍がでてくれ ることを期待したい。

(40代 男性 会社員)

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