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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/07/30 11:05,
提供元: フィスコ
タナベ Research Memo(5):5つの経営コンサルティング領域すべてで増収を達成
*11:05JST タナベ Research Memo(5):5つの経営コンサルティング領域すべてで増収を達成
■タナベコンサルティンググループ<9644>の業績動向
2. 経営コンサルティング領域別売上動向
経営コンサルティング領域別売上高は、すべての領域で増収を達成した。地域別でもすべての事業拠点が伸長した。顧客業種別でも、ヘルスケア、機械等の製造業や建設業を中心に全般的に伸長し、中堅企業や大企業からの引き合いが増加した。
(1) ストラテジー&ドメイン
ストラテジー&ドメイン領域の売上高は、前期比10.7%増の3,151百万円となった。成長に向けたコンサルティングニーズが強く、「長期ビジョン・中期経営計画の策定・推進」「ビジネスモデルの変革」「新規事業開発/PMO支援」「グローバル戦略の策定/海外進出」等のテーマが好調だったほか、地域密着型の強みを生かした行政/公共案件も増加した。また、2024年8月に連結子会社化したSurpassのマーケティング・セールス領域のサービスも増収に寄与した。
(2) デジタル・DX
デジタル・DX領域の売上高は、前期比10.1%増の3,582百万円となった。生産性向上やデータ利活用による新たな価値創造へのコンサルティングニーズが旺盛で、「IT化構想・DXビジョンの策定」から「ERPシステムの導入・実装」「DX戦略アドバイザリー」「AI導入・実装」「BPO・業務改善」「ブランディングDX(Webサイト、SNS)」「DX認定の取得」等のテーマが好調だった。また、IT企業とのアライアンス拡大に伴うプロフェッショナルDXサービスの開発及び共同提案等も増加した。そのほか、Surpassと自治体や金融機関との連携による地域在住女性のデジタル人材への育成、資格取得や就業機会の創出支援を行う「TECH WOMAN(R)(テックウーマン)」の取り組みも各地域で広がった。
(3) HR
HR領域の売上高は、前期比29.7%増の3,384百万円となった。経営戦略・事業ポートフォリオの見直しに伴う人材基盤の拡充や人材ポートフォリオの再構築、人的資本経営へのコンサルティングニーズが旺盛で、「人事処遇制度の再構築」「企業内大学(アカデミー)設立」「人材育成(リスキリング含む)」「ジュニアボード(次世代経営チームの育成)」等のテーマが好調だった。加えて、Surpassの「女性活躍/DE&I」領域のサービスや、ピースマインドのEAP(従業員支援プログラム)やストレスチェック、ハラスメント対策等のコーポレートウェルビーイング領域のサービスも増収に寄与した。
(4) ファイナンス・M&A
ファイナンス・M&A領域の売上高は、前期比12.6%増の2,447百万円となった。企業価値向上や第三者承継も見据えた事業承継コンサルティングニーズが旺盛で、「企業価値ビジョン」「資本政策」「ホールディングス化・グループ経営」「海外M&Aを含むM&A一貫コンサルティング(戦略策定からFA、デューデリジェンス、PMIまでを一貫で支援)」「事業承継」「IPO支援」等のテーマが好調だった。さらに、上場企業に対しては「コーポレート・ガバナンスの強化」「内部統制システムの構築」「資本コストや株価を意識した経営の実現」「IR支援」等のテーマも伸長した。
(5) ブランド&PR
ブランド&PR領域の売上高は、前期比2.7%増の3,019百万円と唯一、1ケタ台の増収にとどまったが、低収益案件の受注を手控え、収益構造の転換を推進したことが要因で、売上総利益率では3ポイント強改善し、営業利益ベースでは2ケタ増益になったとみられる。パーパスやブランドの構築、グループブランディング等のコンサルティングニーズが強く、「ブランドビジョンの策定」「広報機能の立ち上げ(研修含む)」「メディアPR(Global PR Wire(海外向けプレスリリース配信サービス)や記者会見等)」「大阪・関西万博関連」「インナーブランディング」等のテーマが好調だった。
(6) その他
ブルーダイアリー(手帳)やプロモーション商品で構成されるその他の売上高は、前期比3.2%減の698百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
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