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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/11 20:02, 提供元: フィスコ

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(2)

*20:02JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(2)
ヘッドウォータース<4011>

■決算説明

■ヘッドウォータース 篠田様

本日はご多忙の折、株式会社ヘッドウォータースの2025年12月期通期決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
本日は貴重な機会をいただきましたので、2025年度の概況に加え、2026年度以降の事業戦略、ならびに今後の成長性について詳しくご説明申し上げます。それでは、本日のアジェンダに沿って進めさせていただきます。

前期において進展した事項に加え、当初の目論見通りには至らなかった点についても、詳細にお話しいたします。また、2026年度の業績予想とともに、このたび発表いたしました「BBDイニシアティブ株式会社」との合併につきましても、その背景や狙いを細かく解説してまいります。

まず、当社について改めてご紹介いたします。詳細な会社概要につきましては公開情報としてウェブサイト等に掲載しておりますので、適宜ご確認いただけますと幸いです。
当社は「エンジニア × ビジネス」というコンセプトのもと、テクノロジーを熟知したエンジニアがビジネスの前線に深く関与し、デジタル技術を駆使してサービスや業務を改革していくことを目的として設立いたしました。
昨今、AIの実装が社会課題となる中で、当社のこうしたスタンスや取り組みの重要性が改めて再認識されています。設立から20年が経過し、ようやく時代が当社の掲げるコンセプトに追いついてきたと、強い手応えを感じております。
ビジネスに深くコミットするエンジニアというユニークなプロフェッショナル集団、それが私たちヘッドウォータースの特徴であると考えております。

続きまして、当社の沿革についてご説明いたします。ここでは特に、AI領域における当社の歩みについて2点お伝えいたします。
まず1点目は、AI領域における豊富な実績です。当社は2014年、人型ロボット「Pepper」のアプリケーション開発を皮切りに、いち早くこの分野へ参入いたしました。
当時から、ロボットやIoTデバイスをいかに賢く動かすかという点に着目し、収集したデータを活用しながら、世界中のAI技術を検証・連携させ、実用的なソリューションとして提供する取り組みを続けてまいりました。このような取り組みを通じて、当社は10年以上前からAIの実装・運用を積み重ねてきた企業でございます。
また、当社のAI事業はアカデミックな研究領域からスタートしたものではありません。当初から「企業活動において、いかに費用対効果を創出するか」という極めて実践的なテーマを掲げてまいりました。この10年におよぶ現場主導の経験こそが、現在の当社における重要な競争力の源泉となっております。
2点目は、当社の設立から現在に至るまでの「経験の蓄積」についてです。
当社は設立から20年を迎えますが、AI領域に本格参入する前の最初の10年間は、創業者一人のスタートからエンジニアを集め、「ビジネスにコミットするエンジニア集団」としての基盤づくりに取り組んでまいりました。この時期には、金融・銀行系における極めてセキュアなシステム開発をはじめ、スマートフォンアプリやゲーム開発など、多種多様なプロジェクトに従事してまいりました。
直近の10年間はAI領域に完全にシフトし、事業を展開しております。ここで強調したいのは、AIは単独で機能するものではないという点です。周辺のアプリケーションや業務システムと密接に連携し、そこから得られるデータをいかに活用してAIを最適化させるか。つまり、周辺テクノロジーを網羅的に把握し、システム全体を構築・統合できる能力こそが、極めて大きなアドバンテージとなります。
この20年間、さまざまな領域の開発に深く携わってきた経験値は、現在の当社にとってかけがえのない財産となっております。
具体的な事例を挙げますと、昨今話題となっている「AIエージェント」の領域です。 当社が約2年前に大和証券様へ提供を開始した「AIオペレーター」は、現在においても最先端の技術の一つとして高い評価をいただいております。これは、AIが人間に代わって電話応対を行い、金融実務において高い精度の回答を実現するサービスです。
このAIオペレーターは、表面上は一つのAIが対話しているように見えますが、その裏側では複数のAIが役割を分担して動く「マルチAI」の仕組みを採用しています。 さらに、処理スピードやコスト効率を最適化するため、あえてAIを使わずに従来の関数や数理最適化、あるいはシンプルな機械学習を組み合わせるなど、高度な制御を行っております。
このように、多様な技術を適材適所で組み合わせることで、AIエージェントを「賢く、速く、適切なコスト」で稼働させる状態を作り出せること。これこそが、長年の開発経験に裏打ちされた当社の真の強みであると考えております。
当社のAIエージェントは、単一の技術ではなく、多種多様なテクノロジーの集合体であり、長年にわたるノウハウの蓄積そのものです。 AI企業としての直近10年間の経験値と、それ以前の10年間で培った広範なシステム開発能力。この両輪が組み合わさって初めて、実用的なAIエージェントの提供が可能となります。
事実、当社が2年前にリリースした水準のAIオペレーターに対し、競合他社がようやく追いつき始めているのが現状です。こうした時間的な差異は、当社がこれまで歩んできた沿革を通じて形成された、極めて強固なアドバンテージであると自負しております。

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(3)に続く


《MY》

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