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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/03/10 17:17,
提供元: フィスコ
レノバ---3Qは大幅な増収増益、バイオマス発電所の安定稼働と蓄電事業の飛躍的成長が鮮明に
*17:17JST レノバ---3Qは大幅な増収増益、バイオマス発電所の安定稼働と蓄電事業の飛躍的成長が鮮明に
レノバ <9519>は2月6日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比31.6%増の640.16億円、EBITDAが同45.6%増の241.97億円、営業利益が同206.8%増の77.59億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が36.43億円(前年同期は9.12億円の損失)と大幅な増収増益を達成した。同社は多様な再生可能エネルギー電源の開発・運営を手掛けるだけでなく、蓄電事業やNon-FIT太陽光事業を新たな成長の柱に据え、脱炭素社会の実現に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)を強力に推進している。
当第3四半期累計期間においては、主力のバイオマス発電事業が収益成長を牽引した。前年度に長期間の停止を余儀なくされた徳島津田バイオマス発電所が今期はフル稼働に近い状態で推移しており、前年同期との大きな差として業績に寄与した。御前崎港バイオマスエナジーは夏場の不具合による約2ヶ月間の追加停止を経て足元は順調に稼働を再開しており、2025年9月に運転を開始した唐津バイオマスエナジーの新規連結も収益を大きく押し上げた。同社は各バイオマス発電所の年1回・約1ヶ月弱の定期点検期間を除き、各拠点のフル稼働を維持する方針で、来期以降も安定したキャッシュ・フローの創出を見込んでいる。
新たな成長領域である蓄電事業およびNon-FIT太陽光事業も、中期経営計画の目標を上回る勢いで進展している。2025年10月に稼働した「姫路蓄電所」では、需給調整市場等での市場販売型運用が足元で極めて順調に推移している。今後、苫小牧、白老、森町などの大型案件が本格稼働する2028年度以降には、蓄電事業全体で売上高110億〜120億円、営業利益40億〜50億円規模の貢献を想定しており、EBITDAベースでは中期経営計画の目標値(65億円)を上回る75億〜85億円が既に射程圏内に入っている。また、Non-FIT太陽光事業では、耕作放棄地等を活用する小規模分散型モデルにおいて、高品質な発電所の標準化と安定収益化を証明したことで、223億円の大型プロジェクトファイナンスの組成に成功しており、事業拡大の再現性を確立した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益905.00億円、営業利益93.00億円とする期初計画を据え置いている。一部拠点の稼働停止影響はあったものの、スポット燃料価格の低位推移や徹底した経費削減により通期業績への影響は軽微であるとしている。同社は過去の運転開始遅延等の課題を真摯に受け止め、現在の最優先事項として「安定稼働の継続」を市場に示すことで信頼回復を図るとともに、収益性の高い蓄電事業を次なる成長基軸として着実に育てていく方針だ。
《KM》
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