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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/11/13 16:06,
提供元: フィスコ
エムスリー、デクセリアルズ、SWCCなど
<2120> LIFULL 176 -20急落。前日に25年9月期決算を発表、営業利益は38.2億円で前期比26.1%増となり、従来予想の33億円を上振れた。年間配当金も7.33円から10.41円に増額した。一方、26年9月期は30億円で同21.4%の減益見通しとしており、売り材料視されたようだ。広告宣伝費・営業費など先行投資の増加を見込んでいる。新たにスタートする新中計の達成に向けたスタートダッシュの1年と位置付けているもよう。
<3405> クラレ 1580 -98大幅続落。前日は場中の決算発表を受けて一時急落後に下げ渋っていたが、本日はあらためて売り優勢の展開に。7-9月期営業利益は201億円で前年同期比29.4%減となり、通期予想は従来の750億円から600億円に下方修正した。コンセンサスは710億円程度。ビニルアセテート、機能材料、イソプレンなどの事業が下振れる形のようだ。下方修正は想定線だが、修正幅の大きさがネガティブ要因に。
<1808> 長谷工 2923 +225大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は413億円で前年同期比16.7%増となり、通期予想は従来の920億円から970億円、前期比14.5%増に上方修正している。コンセンサスは950億円程度であったとみられる。順調な施工進捗により完成工事高が上振れ、完成工事総利益率も向上を見込んでいる。なお、単体受注高も800億円増額して7000億円の予想としている。
<5110> 住友ゴム 2171 +261急伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計事業利益は485億円で前年同期比21.1%減となったが、7-9月期は202億円で同5.1%増と増益に転じている。通期予想は従来の950億円、前期比8.0%増を据え置いている。コンセンサスは820億円程度だったとみられる。上半期までの状況から下振れが懸念されていたとみられ、通期予想の維持をポジティブ視する動きが優勢のようだ。
<7202> いすゞ自 2262 +242急伸。前日の取引時間中に第2四半期決算を発表、その後買い優勢となったが、本日は大きく上げ幅を広げる展開になった。7-9月期営業利益は474億円、費用の下期期ずれなどもあって市場予想を上振れた。通期計画2100億円は据え置きで、決算数値のインパクトは限定的。ただ、会社側では27年3月期に過去最高益水準は狙えるとの見方を示しているもようで、ポジティブ材料視される格好のようだ。
<5805> SWCC 10950 +1500ストップ高。前日の後場に第2四半期の決算を発表、その後ストップ高まで急伸しているが、本日も一段高の展開になっている。7-9月期期営業利益は67億円で前年同期比20.7%増となり、通期予想は従来の245億円から260億円、前期比2.2増にまで上方修正。年間配当金計画も180円から200円に引き上げている。第1四半期が小幅増益にとどまっていたため、通期上方修正にはポジティブなインパクトが先行。
<4980> デクセリアルズ 2863 +500ストップ高。前日に上半期決算を発表、営業利益は199億円で前年同期比14.7%減となったが、通期予想は従来の280億円から390億円にまで上方修正した。通期コンセンサスは330億円程度であったとみられ、想定以上の上方修正となる格好に。円安のほか、ACFや光半導体の売上が好調だった。また、発行済み株式数の1.42%に当たる250万株、50億円を上限とする自社株買いの実施も発表。
<2413> エムスリー 2629.5 +500ストップ高。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は162億円で前年同期比34.2%増となり、第1四半期の同17.0%増から増益率が拡大し、会社計画を上振れたもよう。上半期営業利益は360億円で同24.2%増となっており、通期予想の700億円、前期比11.2%増は据え置いているが、上振れへの期待が高まる展開に。業界が不透明な中、メディカルプラットフォーム事業の順調な拡大が続いている。
<7718> スター精密 2112 +400ストップ高比例配分。米投資ファンドであるタイヨウ・パシフィック・パートナーズの運営する投資ファンドが、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。同社ではTOBに賛同し、株主に応募を推奨すると表明。TOB価格は2210円で、前日終値に対して29.1%のプレミアムとなる。TOB価格にサヤ寄せの動きとなる形に。なお、TOB期間は13日から12月25日までとされている。
<5991> ニッパツ 2418 -500ストップ安比例配分。前日に上半期の決算を発表、営業利益は185億円で前年同期比19.2%減となっている。7-9月期は74.9億円で同30.6%減と減益幅が拡大する格好に。通期予想は470億円、前期比9.9%減を据え置いているが、ハードルは高まったとの見方になっているもよう。通期の市場コンセンサスは会社計画を上回る500億円超の水準であった。シート事業や産業機器事業などが下振れているようだ。
《ST》
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