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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/07/29 16:08, 提供元: フィスコ

エンプラス、日車輌、NRIなど


<3110> 日東紡 6240 -270大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、目標株価を5900円から7200円に引き上げたものの、投資判断は「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ。直近数か月の株価上昇で割安感が後退したことを理由に挙げる。決算を迎えるにあたり、四半期業績のモメンタムや株式市場の期待値などとの対比を注意する必要があると指摘。なお、同証券ではトリケミカル、太陽HD、旭ダイヤなども同様に格下げ。

<3635> コーエーテクモ 2001.5 -41大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は35.7億円で前年同期比37.5%減となり、市場予想を10億円近く下回ったとみられる。オンライン・モバイルの売上が市場の期待に届いていない状況のようだ。上半期の会社計画50億円に対する進捗率は高いものの、コンセンサスは会社計画を上回る水準でもある。なお、下期には大型タイトルが複数控えており、上半期比で大幅増益になるとの見方に変化はないもよう。

<6988> 日東電 3061 -97大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は426億円で前年同期比15.9%減となり、ほぼ市場予想線上での着地に。通期予想は据え置いたが、上半期計画は従来の860億円から900億円に上方修正し、コンセンサスを上回る水準となった。関税を背景とする前倒し生産の効果がのようだ。直近で株価は一段高となっていたため、前倒し生産の反動も考慮、利食い売り優勢の流れにつながったようだ。

<4813> ACCESS 723 -60大幅反落。前日に26年1月期第1四半期の決算を発表している。営業損益は8.5億円の赤字で、前年同期比4.5億円の損益悪化となっている。通期予想は据え置きで7億円の赤字見通し、前期比15.6億円の損益改善を見込んでいた中、引き続き厳しい状況が続いているとの見方が優勢に。ネットワーク事業が、売上高の減少に伴い赤字幅を拡大させる形となっている。

<5471> 大同特鋼 1183.5 +90.5大幅続伸。前日の取引時間中に第1四半期決算を発表、営業益は86.6億円で前年同期比14.0%減となったが、据え置きの上半期計画125億円に対する進捗率は69%に達した。前日は発表後に上昇したが、4月以降の株価の戻りが鈍かったこともあり、本日も上値追いの動きが継続。通期計画は引き続き未公表だが、コンセンサスの切り上がりが意識される形に。なお、引け後には立会外取引での自社株買いも発表。

<7102> 日車輌 2442 +290急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は15.7億円で前年同期比5.7倍の水準となっている。通期予想は従来の56億円から66億円、前期比4.8減に上方修正。主に建設機械事業や輸送用機器・鉄構事業が想定よりも堅調に推移する見通しとしている。受注残高も前年同期末比で9.8%増と順調に拡大していることで、一段の上振れ余地は残るとの見方が優勢でもあるようだ。

<4307> NRI 5881 +452大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は372億円で前年同期比14.1%増となり、市場予想を20億円程度上振れている。金融ITやIT基盤部門などが好業績を牽引する形に。第1四半期末の国内受注残も2ケタ増と高水準になっており、据え置きの通期予想1500億円、前期比11.2%増には上振れ余地が広がったとの評価に。注力する生産革新などの効果で、利益率も上昇方向にあるようだ。

<6961> エンプラス 5010 +705ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は9.1億円で前年同期比58.0%減となっているが、据え置きの上半期計画12億円、同64.2%減に対する進捗率は75%にまで達している。会社側の期初計画も上回る着地となっているようだ。好調な半導体関連事業が9四半期ぶりの高水準となり業績を下支え、同事業に関しては通期見通しも上方修正している。過度な業績懸念の後退につながっているようだ。

<6920> レーザーテック 14850 -1345大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も11700円から11000円に引き下げた。半導体の技術ドライバが先端露光技術による微細化からパッケージに変化、EUV露光装置及びマスク関連装置の需要はピークアウトしていると指摘。業績の高成長局面が終わり、今後は業界並みの成長率になるとして、バリュエーションを引き下げたようだ。

<3778> さくら 2970 -700ストップ安比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は4.6億円の赤字となり、前年同期比6.9億円の損益悪化に。つれて、上半期予想は従来の7億円の黒字から11.5億円の赤字に、通期では38億円の黒字から3.5億円の黒字に下方修正した。継続を見込んでいた生成AI向け大型案件が終了することで、GPUインフラストラクチャーサービスの売上が減少するもよう。想定外の大幅下方修正をネガティブ視。




《ST》

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