解説:
気楽に腰掛けて何もしないのは簡単だ。考えて決断するのはつらい
ことだ。株価が急落するとつらいが、上がっていくのもまたストレス
である。なぜなら上昇によって、手仕舞いの戦術、目標、ストップな
どについて考えるよう強いられるからだ。 驚いたことに、大抵の人はわずかに負けているポジションを抱えな がら、良くなってほしいと希望を持つことに心地良さを感じる。 アレキサンダー・エルダー著 『利食いと損切りのテクニック』 より |
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![]() プロのトレーダー、トレード講師、心理学者。elder.comとSpileTrade.comを創設し、世界中のトレーダーに教育サービスを提供。著書に『投資苑』『投資苑2』『投資苑3』(いずれもパンローリング刊)があり、各国語に翻訳され、投資書籍の金字塔として世界中のトレーダーたちから支持を得ている。東日本大震災の義援金として、パンローリング社と直接契約の版権から発生した前年分の印税を全額、日本赤十字社に寄託した。 |