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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/03 18:24,
提供元: フィスコ
3日の中国本土市場概況:上海総合は続落、不動産やハイテク関連に売りが集中
*18:24JST 3日の中国本土市場概況:上海総合は続落、不動産やハイテク関連に売りが集中
3日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比19.71ポイント(0.51%)安の3878.00ポイントで引けた。
直近で発表された中国企業の景況感指数が低調だったことから、中国景気の先行き不安が改めて意識され、相場の重荷となった。一時、朝方には小幅な上昇も見られたが、午後はマイナス圏での推移が続いた。
市場を支えるような顕著なポジティブ材料は乏しかった。世界市場でリスク回避ムードが和らぎ、米株高や債券・暗号資産市場の落ち着きなどを受けたアジア株の安定感も一部あったが、中国本土市場への波及は限られた。
セクター別では、半導体やソフトウエア、不動産関連を中心に売りが目立った。金地集団(600383/SH)が3.0%安、新城控股集団(601155/SH)が2.3%安、保利発展控股集団(600048/SH)が2.0%安となった。不動産セクターに関する悲観的な見方に加え、景況感の悪化を受けてリスク資産からの退避が優勢となった。投資家心理は慎重ムードに傾き、相場全体の重しとなった。一部報道によれば、オンライン上での不動産関連ネガティブ情報に対し規制強化が進むなど、業界の不透明感も売りを誘う要因となった。
また、銀行・保険株も下落。中国銀行(601988/SH)が2.0%安、中国建設銀行(601939/SH)が1.7%安、交通銀行(601328/SH)が1.6%安となった。
半面、非鉄・レアメタル株が逆行高。中国アルミ(601600/SH)が4.3%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.5%高、中国北方稀土(600111/SH)が1.8%高となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.10ポイント(0.83%)安の249.86ポイント、深センB株指数が2.78ポイント(0.21%)安の1293.97ポイントで終了した。
《AK》
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