|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/20 18:06,
提供元: フィスコ
ラクトJPN Research Memo(6):全部門の販売数量が前期を上回り、過去最高の売上高、利益を更新(2)
*18:06JST ラクトJPN Research Memo(6):全部門の販売数量が前期を上回り、過去最高の売上高、利益を更新(2)
■ラクト・ジャパン<3139>の業績動向
(4) アジア事業(乳原料販売部門)
日本の脱脂粉乳の在庫水準が低下したため、前期に拡充していた国産脱脂粉乳の輸出関連取引が減少する一方、日本向けの粉乳調製品の原料販売が復調の兆しを見せ、販売数量は前期比6.6%増の39,728トン、売上高は同14.1%増の21,584百万円となった。国内での乳製品の消費減退や生乳の増産による輸入調製品の需要減少を懸念して、販売数量、売上高の通期修正予想は期初予想を下方修正し前期比マイナスとしていたが、相反する結果となった。また、フィリピン、マレーシアでの現地企業との新規取引が増加するなどアジア地域の現地企業への販売が順調に推移したほか、現地日系企業向けの販売も堅調に推移した。加えて、インドネシアではLTI社が新規にオセアニア産の乳原料の代理店販売を開始したことで販売数量が大きく伸長した。部門に占めるウェイトはまだ小さいが、事業拡大の可能性を秘めている。利益面では、価格訴求品の販売減少などに伴い商品ミックスが改善したため利益率は改善した。
(5) アジア事業(チーズ製造販売部門)
プロセスチーズ、ナチュラルチーズともに販売は順調に推移し、販売数量は前期比12.3%増の5,422トン、売上高は同15.9%増の5,594百万円と、通期修正予想を上回った。シンガポール、マレーシアを中心に旅行・観光関連消費が下支えとなり、外食やベーカリー向けにナチュラルチーズ加工品販売が増加した。また、プロセスチーズの販売も回復傾向となった。日系外食チェーン向けの販売数量も好調に推移した。耐熱性や伸延性など顧客が求める品質に応えたプロセスチーズを開発・提案していることが拡販につながっているようだ。また、原料チーズ価格の落ち着きや、製造量の増加による稼働率改善により原価率が低下したことに加え、前期に実施した販売価格改定の効果により利益率は改善した。
(6) その他
海外子会社において、日本の顧客に直接乳原料を販売する案件があったことから、売上高は前期比380.2%増の2,616百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
《HN》
記事一覧
2025/07/17 20:06:欧州為替:ドル・円は小幅高、149円台を意識
2025/07/17 19:20:欧州為替:ドル・円は小高い、米金利に追随
2025/07/17 18:31:欧州為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・ドルは伸び悩み
2025/07/17 18:15:日経平均テクニカル:反発、ほぼ「陽の大引け坊主」
2025/07/17 18:00:17日の香港市場概況: ハンセン0.1%安で続落、テック指数は0.6%上昇
2025/07/17 17:35:ファーストコーポレーション---剰余金の配当
2025/07/17 17:35:ファーストコーポレーション---25年5月期2ケタ増収増益、不動産事業が好調に推移
2025/07/17 17:33:平和不動産リート投資法人---25年5月期増収増益、ポートフォリオ収益性の改善と稼働率の維持向上に注力
2025/07/17 17:32:セキュア---監視カメラシステムがコンビニ導入3,000店舗突破
2025/07/17 17:31:unerry---「Beacon Bank アンケート」の提供を開始
2025/07/17 17:31:ノイルイミューン・バイオテック---宇部市再生医療補助金に採択、最大1.35億円の支援を受領へ
2025/07/17 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米消費回復ならドル買いも上値で売り
2025/07/17 17:21:金、今週は経済指標で動くか サンワード証券の陳氏
2025/07/17 17:20:日経平均は反発、終盤にかけて上げ幅拡大
2025/07/17 17:12:東京為替:ドル・円は強含み、ドルに買戻し
2025/07/17 17:02:東証グロ−ス指数は続伸、金利低下などが安心感に
2025/07/17 16:57:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は反発、ソフトバンクGやソニーGが2銘柄で約65円分押し上げ
2025/07/17 16:54:売り一巡後は円安進行を好感した買い【クロージング】
2025/07/17 16:51:17日の中国本土市場概況: 上海総合0.4%高で3日ぶり反発、ハイテク・医薬に買い
2025/07/17 16:35:日経VI:小幅に上昇、株価底堅いが警戒感は緩まず
|