|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/08 11:03,
提供元: フィスコ
城南進研 Research Memo(3):2025年3月期は不採算教場の整理と生徒数減少により減収減益に
*11:03JST 城南進研 Research Memo(3):2025年3月期は不採算教場の整理と生徒数減少により減収減益に
■城南進学研究社<4720>の業績動向
1. 2025年3月期の業績概要
2025年3月期の連結業績は、売上高で前期比3.9%減の5,623百万円、営業損失で230百万円(前期は30百万円の利益)、経常損失で228百万円(同40百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失で420百万円(同122百万円の損失)となり、期初会社計画に対しても売上高、各利益ともに下回って着地した。不採算教場の整理統合を進めたことや大学入試における総合型・学校推薦型選抜の増加によって受験学年の早期退塾者数の増加傾向が続いたことが響いて減収となったことに加えて、Windows10のサポート終了を控えて全社PCの入れ替えを実施したことが減益要因となった。
営業利益の前期比増減要因を見ると、教場の閉鎖統合等により地代家賃を31百万円、人件費を28百万円それぞれ削減したものの、売上高227百万円の減少とPCの入れ替え費用93百万円の増加により、営業利益は260百万円の減益となった。また、営業外収支が7百万円悪化したが、主には借入金の増加に伴う金融収支の悪化による。
事業セグメント別で見ると、教育事業は主力サービスの生徒数減少等により売上高で前期比4.3%減の5,250百万円、営業損失で301百万円(前期は45百万円の損失)となった。一方、スポーツ事業はスイミングスクールの在籍者数が若干減少したものの値上げと退会抑制に取り組んだことや、スポーツジム「マイスポーツ」の会員数が順調に増加したこと等により、売上高で同1.8%増の373百万円と2期連続増収となったが、コスト負担増により営業利益は同6.9%減の70百万円と若干減益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2025/08/15 11:00:出来高変化率ランキング(10時台)〜電通G、レジルなどがランクイン
2025/08/15 10:03:ワンキャリア---続伸、25年12月期第2四半期の業績を発表
2025/08/15 10:01:NexTone:1Q決算は大幅増収増益の好スタート、中計達成時の株価は2〜3倍高も
2025/08/15 09:49:出来高変化率ランキング(9時台)〜チェンジHD、ジモティーなどがランクイン
2025/08/15 09:48:トヨコー:営業利益CAGRで+50%を上回る可能性、株価は高い評価を維持増大も
2025/08/15 09:46:概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、米国が大幅な利下げに踏み切るとの観測
2025/08/15 09:38:エフ・コード---第1四半期に続き第2四半期も過去最高の四半期売上・営業利益
2025/08/15 09:34:東京為替:米ドル・円は147円台後半で推移、リスク選好的な円売りはやや一服
2025/08/15 09:32:日経平均は217円高でスタート、三菱UFJや東電力HDなどが上昇
2025/08/15 09:30:ソラコム---急騰、26年3月期第1四半期の業績を好感
2025/08/15 09:25:TAKARA&COMPANY:ディスクロージャー支援のリーディングカンパニー、開示制度改革が追い風
2025/08/15 09:11:日経平均は247円高、寄り後は底堅く推移
2025/08/15 09:08:個別銘柄戦略:チェンジHDやエムアップに注目
2025/08/15 08:52:前場に注目すべき3つのポイント〜買い一巡後はこう着も押し目狙いのスタンス〜
2025/08/15 08:44:BUYSELL、ハートシード◆今日のフィスコ注目銘柄◆
2025/08/15 08:43:8/15
2025/08/15 08:38:アミューズ---過熱感後退で再動意へ
2025/08/15 08:31:買い一巡後はこう着も押し目狙いのスタンス
2025/08/15 08:29:コンヴァノ---+2σ突破を狙った動き
2025/08/15 08:25:半導体関連株中心に弱い展開か
|