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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/25 12:04,
提供元: フィスコ
スパークス G Research Memo(4):複数の投資戦略を展開、着実な後継ファンド組成で運用資産残高拡大を図る
*12:04JST スパークス G Research Memo(4):複数の投資戦略を展開、着実な後継ファンド組成で運用資産残高拡大を図る
■スパークス・グループ<8739>の会社概要
(3) プライベート・エクイティ
スパークス・アセット・マネジメント(株)、スパークス・インベストメント(株)が、「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」「電動化」「新素材」「カーボンニュートラル」などの切り口から国内外のベンチャー企業への投資・運用を行っている。ベンチャー企業への投資が実るまでには長期の時間を要するものの、Sansan<4443>(2019年6月上場)、メドレー<4480>(同年12月上場)、フリー<4478>(同年12月上場)、FIXER<5129>(2022年9月上場)などのベンチャー企業に投資を行い、新規株式公開(IPO)を果たした。
同社のプライベート・エクイティでは、異なる成長領域に焦点を当てた3つの投資戦略を展開している。(1)先端技術や次世代インフラを対象とする「未来創生ファンド」、(2)宇宙関連産業に特化した「宇宙フロンティアファンド」、(3)日本の製造業の高度化・革新を支援する「日本モノづくり未来ファンド」である。いずれも中長期的な視点から成長余地の大きい分野にリスクマネーを供給している。同社は、これら複数のファンドを同時並行的に運用することにより投資戦略を複線化しており、各ファンドが順次EXITを迎えることにより一時的に運用資産残高が減少するリスクを、新規ファンドの組成により平準化・相殺し、全体として継続的な運用資産残高の成長を実現することができる運用体制を構築している。投資テーマの多様化及びファンドのライフサイクルを適切に組み合わせることにより、運用資産の安定的な拡大を図っている。