携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 7月2日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/07/02 16:03, 提供元: フィスコ

みずほリース Research Memo(3):リース取引を中心に各種金融サービスを展開

*16:03JST みずほリース Research Memo(3):リース取引を中心に各種金融サービスを展開
■事業概要

1. 事業の概要
みずほリース<8425>はリース取引を中心に各種金融サービスを展開している。リース取引とは、借手となる顧客(企業等)が希望する物件(産業機械、工作機械、事務用機器、輸送用機器、医療機器、商業設備、物流施設等)を、リース会社が顧客に代わって購入し、顧客に賃貸する取引である。リース物件の所有権はリース会社にあり、リース会社は顧客から物件価格・金利・諸税・保険料等を含めた代金をリース料として受け取る。リース取引の分類としてはファイナンス・リースとオペレーティング・リースの2種類がある。ファイナンス・リースは契約期間中に契約を解除できず(解約不能)、かつ物件価格と諸経費のおおむね全額をリース料として借手が負担する(フルペイアウト)取引である。さらにファイナンス・リースは、リース資産の所有権が借手に移転する「所有権移転取引」と、リース会社に留まる「所有権移転外取引」に分類される。一方、オペレーティング・リースは資産の所有権がリース会社に残り、契約終了後には資産を返却するのが一般的である。リース取引を利用することによる借手側のメリットとしては「設備導入時に多額の資金が不要」「設備の使用予定期間にあわせてリース期間を設定できる」「資産のアウトソーシング効果が得られる」などがある。

同社は決算短信・有価証券報告書ベースの報告セグメント区分を、リース・割賦(不動産、産業・工作機械、情報関連機器、輸送用機器、環境・エネルギー関連設備等のリース及び割賦販売業務)、ファイナンス(不動産、航空機、船舶、環境・エネルギー分野等を対象とした金銭貸付、出資、ファクタリング業務等)、その他(中古物件売買、発電事業等)としている。

2025年3月期のセグメント別売上高(外部顧客への売上高)はリース・割賦が645,193百万円、ファイナンスが41,488百万円、その他が8,742百万円、営業利益(全社費用等調整前)はリース・割賦が28,356百万円、ファイナンスが23,808百万円、その他が1,402百万円、契約実行高はリース・割賦が957,031百万円(内訳はファイナンス・リースが389,832百万円、オペレーティング・リースが507,350百万円、割賦が59,848百万円)、ファイナンスが814,940百万円、その他が23,712百万円、営業資産残高はリース・割賦が1,970,339百万円(内訳はファイナンス・リースが1,040,972百万円、オペレーティング・リースが815,415百万円、割賦が113,951百万円)、ファイナンスが1,217,493百万円、その他が94,024百万円となった。営業利益ベースで見ると、リース・割賦とファイナンスが収益の2本柱となっている。


売上総利益は拡大基調、営業資産残高は不動産・環境エネルギー関連が大幅増加

2. 事業分野別の推移
同社は決算短信・有価証券報告書ベースの報告セグメント区分とは別に、管理会計ベースの事業分野別区分(国内リース事業、不動産・環境エネルギー事業、海外・航空機事業、ファイナンス・投資事業)の売上総利益、期末営業資産残高、契約実行高を公表しており、当レポートでは同社資料に基づき、事業分野別の区分によって分析・解説を進めていく。

管理会計ベースの事業分野別売上総利益と構成比、期末営業資産残高と構成比、契約実行高と構成比の過去5期(2021年3月期〜2025年3月期)の推移は以下のとおりである。2025年3月期の全社ベースの売上総利益は863億円で、売上総利益構成比(事業分野別の売上総利益は2025年3月期決算説明資料より開示、2023年3月期までは差引利益を開示)は国内リース事業が40.8%、不動産・環境エネルギー事業が33.8%、海外・航空機事業が21.4%、ファイナンス・投資事業が3.9%となった。不動産・環境エネルギー事業と海外・航空機事業は売上総利益額が大幅に拡大し、売上総利益構成比も上昇した。国内リース事業は売上総利益構成比が低下傾向だが、売上総利益額は堅調に推移している。この結果、国内リース事業、不動産・環境エネルギー事業、海外・航空機事業が3本柱というバランスの取れた収益構造となっている。

全社ベースの期末営業資産残高は2021年3月期末23,224億円から2025年3月期末32,819億円へ拡大した。国内リース事業は同15,319億円から14,479億円へとやや減少したが、不動産・環境エネルギー事業が同4,373億円から13,778億円へと大幅に拡大した。そして期末営業資産残高構成比は国内リース事業が同66.0%から44.1%へ低下し、不動産・環境エネルギー事業が同18.8%から42.0%へ上昇した。また全社ベースの契約実行高(事業別契約実行高は2024年3月期決算説明資料より開示)は2023年3月期14,705億円から2025年3月期17,957億円へ拡大した。国内リース事業は同9,465億円から8,223億円へ減少したが、不動産・環境エネルギー事業が同4,083億円から7,050億円へ、海外・航空機事業が同707億円から2,348億円へ大幅に拡大した。これは、成長性の高い環境エネルギー等のグロース分野や、サーキュラーエコノミー等のフロンティア分野への事業展開を加速させているためである。


強固な顧客基盤、事業基盤、資金調達基盤、人材基盤が特徴・強み

3. 特徴・強み、リスク要因・収益特性、課題・対策
同社の特徴・強みとしては、みずほグループというわが国屈指の企業グループを中心とする強固な顧客基盤、優良アセットを積み上げた事業基盤、徹底したリスク管理、業界トップ水準の外部信用格付に基づく資金調達基盤、リース取引や金融サービスに関する豊富な知識・ノウハウを持つ人材基盤などがある。

リース業界における一般的なリスク要因としては、世界経済低迷や金利・為替の急激な変動等による企業の設備投資抑制、取引先の業績悪化・経営破綻等による信用コストの発生、保有するアセットの価値下落、信用格付等による資金調達への影響などがある。こうした需要変動リスク、信用リスク、アセットリスク、資金調達にかかる流動性リスクや金利変動リスク、自然災害リスク等に対して、同社は経営への影響を低減するため、リスク管理グループ長が全社的視点でリスクマネジメントを統括・推進するとともに、各リスク所管部門を通じてリスク事象に対して迅速かつ機動的に対応する体制を整備している。各リスク所管部門は、事業に関連するリスクの把握・制御を適時に実施するとともに、実効性を検証する。そしてリスク管理委員会において、リスク低減に関する諸施策の遂行状況、浸透状況や有効性に関する検証を行い、その結果を取締役会に報告している。

同社の業績は資産売却、M&A関連費用、信用コスト等の一時的要因で変動する可能性があるものの、強固な顧客基盤、事業基盤、資金調達基盤、人材基盤を強みとして、コア分野が岩盤収益基盤となり、全体としてのリスク極小化が図られていると弊社では評価している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


《HN》

記事一覧

  • 2025/07/07 11:40:注目銘柄ダイジェスト(前場):アスクル、安川電、良品計画など
  • 2025/07/07 11:29:良品計画---大幅続伸、減益懸念限定的として国内証券が目標株価引き上げ
  • 2025/07/07 11:25:PKSHA---大幅反発、サーキュレーションの完全子会社化を発表
  • 2025/07/07 11:24:ディスコ---大幅反発、第1四半期の個別出荷速報を好材料視
  • 2025/07/07 11:23:アスクル---大幅続落、今期の連続2ケタ減益見通しを嫌気
  • 2025/07/07 11:22:安川電---大幅続落、想定以上の業績下方修正を嫌気
  • 2025/07/07 11:20:エクスモーション---大幅反落、25年11月期第2四半期の業績を発表
  • 2025/07/07 11:12:くすりの窓口 Research Memo(12):株主還元は配当性向15%を目安として安定的な配当を継続
  • 2025/07/07 11:11:くすりの窓口 Research Memo(11):2030年3月期目標はストック売上高200億円、営業利益50億円以上
  • 2025/07/07 11:10:くすりの窓口 Research Memo(10):2026年3月期も増収増益・過去最高更新を見込む
  • 2025/07/07 11:09:くすりの窓口 Research Memo(9):財務の健全性は良好
  • 2025/07/07 11:08:くすりの窓口 Research Memo(8):2025年3月期は上方修正値を上回る大幅増収増益で着地
  • 2025/07/07 11:07:くすりの窓口 Research Memo(7):競合リスクは小さい
  • 2025/07/07 11:06:くすりの窓口 Research Memo(6):基幹システム事業は「医科、薬局、介護のデータ連携プラットフォーム」
  • 2025/07/07 11:05:くすりの窓口 Research Memo(5):みんなのお薬箱事業は「医薬品卸と薬局をつなぐプラットフォーム」
  • 2025/07/07 11:04:くすりの窓口 Research Memo(4):メディア事業は「医療と患者をつなぐプラットフォーム」
  • 2025/07/07 11:03:くすりの窓口 Research Memo(3):メディア事業、みんなのお薬箱事業、基幹システム事業の3本柱
  • 2025/07/07 11:02:くすりの窓口 Research Memo(2):ヘルスケアテック領域において各種ソリューションを提供
  • 2025/07/07 11:01:くすりの窓口 Research Memo(1):2026年3月期は引き続き増収増益で売上・各利益とも過去最高更新を見込む
  • 2025/07/07 10:42:サーキュ---ストップ高買い気配、PKSHA Technologyによる株式公開買付け(TOB)を発表
  • ■投資ニュース

  • 2025/07/07 11:40:注目銘柄ダイジェスト(前場):アスクル、安川電、良品計画など
  • 「原油急騰」ランキング (6/19更新)

    バックナンバー

    メリマン・スペシャル 2025 後半を読む

    1. メリマン・スペシャル 2025 後半を読む
    2. DVD 石原順のメガトレンドフォローシグナル
    3. 最新石油トレーディング
    4. DVD トレンドフォロー戦略とブッカーバンドの逆張り手法
    5. ラリー・ウィリアムズの原油トレード


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。