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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/06/12 10:31, 提供元: フィスコ

オプティム Research Memo(1):2025年3月期は25期連続の過去最高売上高を達成

*10:31JST オプティム Research Memo(1):2025年3月期は25期連続の過去最高売上高を達成
■要約

オプティム<3694>は、AI・IoT技術を得意とするベンチャー企業である。主力の「OPTiM Biz」及び「OPTiM Cloud IoT OS」のデファクトスタンダード化を通じて、第4次産業革命の中心的役割を果たす企業を目指している。当初から世の中にないサービスを作り出すことを念頭に技術開発を行っており、関連の特許を数多く所有する(出願数1,171件、登録数569件、2025年3月時点)。様々な業界の大手企業が同社のパートナーであり、技術力やポテンシャルは内外からも高く評価されている。

1. 事業内容
同社の主力は「IoTプラットフォームサービス」で、2025年3月期売上の約89.7%を占める。中核となるのは、スマートデバイスをクラウド上で一元管理する「OPTiM Biz」で、18万社以上に導入され14年連続シェア1位を誇る。パートナー企業によるOEMや代理販売を通じ、端末数に応じたライセンス料収入を得ている。

一方、「X-Techサービス」では、AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」を活用し、産業別のIT融合(〇〇×IT)を推進。農業分野ではAI・ドローンを用いたドローン農薬散布DXサービス「ピンポイントタイム散布」サービス、建設では高精度3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」、医療では遠隔診療サービス「ポケットドクター」や(株)メディカロイド(川崎重工業<7012>とシスメックス<6869>の合弁会社)が開発した国産初の手術支援ロボットシステム「hinotoriTM」のネットワークサポートシステム「MINS」(マインズ:Medicaroid Intelligent Network System)、医師・看護師の文書作成業務を生成AIが支援するオンプレミスLLM搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」を展開している。さらに、AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」やAIを活用した帳票管理サービス「OPTiM 電子帳簿保存」も成長中で、多くのキラーサービスが普及期に入っている。

創業以来、技術と知財戦略を軸に革新的な市場を切り拓き、複数のサービスで国内トップシェアを獲得。ライセンス収益を基盤とした堅固なビジネスモデルを構築し、AI・IoT分野では各業界の有力企業と連携を強化している。

2. 業績動向
2025年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.3%増の10,580百万円、営業利益が同0.7%増の1,954百万円、経常利益が同1.0%増の1,862百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.6%増の1,178百万円となり、創業来25期連続となる過去最高売上高を達成した。

増収は、主力の「OPTiM Biz」のライセンス増加に加え、「X-Techサービス」の成長が寄与。特に「ピンポイントタイム散布」サービスは全国で26,000haに普及し国内シェア1位を獲得。建設向けには「OPTiM Geo Scan」の法人契約が始まり、ゼネコン各社に導入された。

一方、第4四半期の一部取引を純額計上に見直したことで、売上高は上場後初の計画未達となった。利益については、売上総利益率が前期比0.1ポイント増の49.4%と堅調だった。これは収益性が相対的に高いライセンス収入などのストック型売上の構成比が7割以上であったことが主因である。販管費率は、人材への積極的投資を継続していることもあり同0.6ポイントの上昇となった。これらの結果、営業利益率は前期から0.4ポイント減の18.5%となった。

3. 成長戦略・トピックス
同社はモバイルマネジメントサービスの安定成長を土台に、「X-Tech・AIサービス」の拡大によって飛躍的な業績成長を図る戦略を継続している。X-Tech領域では、「OPTiM Cloud IoT OS」などを活用し、アグリテック、デジタルコンストラクション、デジタルヘルス、オフィス・マーケティング・映像管理の各DX領域にキラーサービスを展開。

特に生成AIを含むAI活用を事業成長の軸とし、1) 最先端AI技術開発、2) 多様なAIサービスの市場展開、3) 社内AI活用による生産性向上の3点に注力。全社的にAIを戦略活用する体制を強化している。

4. 今後の見通し
2026年3月期の連結業績は、売上高で前期比10.0%増の11,640百万円、営業利益で同19.7%減の1,570百万円を見込んでいる。売上高については、同社の巡航速度である前期比10%成長であり、創業来26期連続となる過去最高売上高を目指す。モバイルマネジメントサービス市場が順調に拡大するなか、優位なポジションを確保している同社の主力製品・サービスが伸びることでストック売上が増加する傾向は、2026年3月期も継続すると想定される。X-Tech・AIサービスについては、各産業においてDX・AIが急速に進展していることが追い風になるなか、優先度の高い“キラーサービス”で大幅に成長を見込んでいる。特に、アグリテック領域のドローン農薬散布サービスでは、全国規模のサービス提供体制への投資や水稲栽培で確立したプラットフォームのほかの作物への拡大を計画しており、大きな飛躍が期待できる。利益については、AIサービスの開発・サービス体制への大幅な投資の実施を計画しており、利益水準をやや落とす。投資の中身としては、人材への投資がメインとなり、人材獲得競争が激しいなかで、事業成長において最重要な要素である優秀な人材の獲得や定着をさらに強化するため、人事制度の改善等に積極的な投資を行う予定である。また、進行期は、技術革新が著しいAI分野に対する新サービス開発、研究開発体制の拡充、社内利用に積極的な投資を行う。売上高営業利益率予想(13.5%)は、同社ビジネスモデルの実力値としての利益率(前期18.5%、過去に20%以上の実績有)より低いが、投資意欲を読み取ることができる。各業界でAI活用が活発になっているなか、競合技術・サービスも一部で出現しており、同社が優位性を確保する重要な時期であり、進行期の積極投資の判断は賢明であると弊社では考えている。

■Key Points
・独自のAI・IoT・Roboticsの技術で人材不足が深刻化する業界のイノベーションを目指す注目ベンチャー企業
・2025年3月期はストック型ビジネスが順調に積み上がり、25期連続の過去最高売上高を達成。アグリテックでは国内No.1の水稲向けドローンサービスが全国に拡大
・2026年3月期は売上高で創業来26期連続増収を目指す。AIサービスの開発、体制への大幅な投資を計画し、減益予想
・アグリテックでは水稲以外にドローンサービス拡大、デジタルコンストラクションでは測量以外の業務に拡張

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)


《HN》

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