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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/17 10:00, 提供元: フィスコ 個人投資家・有限亭玉介:証券口座乗っ取り事件でサイバーセキュリティ純国産化の推進に期待【FISCOソーシャルレポーター】*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:証券口座乗っ取り事件でサイバーセキュリティ純国産化の推進に期待【FISCOソーシャルレポーター】以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2025年5月12日8時に執筆 いつも通りに株のトレードを始めようと思っていたある日、急にフィッシング詐欺の警告文が出てきてなんだか物々しい雰囲気となっておりました。証券会社の名前をかたって怪しいドメインから来たメールのURLは、絶対にクリックしないよう気をつけましょう。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 新NISAで新米個人投資家が増えたせいか、彼らを狙っているであろうフィッシング詐欺メールが以前より増えた印象です。あたくしが口座を保有していない証券会社や銀行の名前でメールが1日に何通も届いたりすることもあって、注意しなければ本当に大切なメールさえもうっかりゴミ箱に移してしまいそうになりますねぇ。 つい先日、顧客の口座が不正アクセスで乗っ取られた後に不利益を被る売買が行われたとの事件を受けて、証券会社は顧客に被害の補償をする方針を発表しました。今後は証券会社だけでなく、金融業界を中心として社会全体でセキュリティの意識がさらに高まっていく事でしょう。 そうなると、セキュリティ関連のサービスを手掛ける企業の需要は拡大していく事になるのは必然。事実、経産省は「サイバーセキュリティ産業振興戦略」を発表し、純国産セキュリティ製品に注力していくようです。攻撃者から守る意味でのセキュリティに加えて、単なるパスワードの入力だけでなく精度の高い生体認証なども一般化していく事でしょう。政府・民間ともにサイバーセキュリティへの投資が活発化していく最中で、そんな有望株を早めにチェックしておきたいものです。 サイバーセキュリティ関連は当記事でも過去何度か配信しておりますが、2月15日にも配信したHENNGE<4475>は、不正ログインによるフィッシング詐欺の報道が出始めた4月上旬からじわじわと下値を切り上げてきました。同じくセキュリティ関連からFFRIセキュリティ<3692>も物色されている模様。両社とも業績は堅調ゆえに、有望株としての人気は堅調ですな。 25年12月期が最高益予想となったトレンドマイクロ<4704>も、セキュリティ関連としてチェックしております。法人用ウイルス対策ソフトで国内首位である同社は、昨年8月8日に身売り検討しているとの報道が出てから投資家の間で思惑が錯綜している様子。プレミアム期待もあり、今後のチャートがどうなるか注視していきたいです。 サイバーセキュリティやセキュリティエンジニア育成サービスを展開しているグローバルセキュリティ<4417>は、直近で年初来高値を更新しました。業績も着実に伸長し、26年3月期は最高益となる見通し。ウクライナの発電所システムの脆弱性診断などで実績があり、国内外での活躍が楽しみですな。 法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供をするカウリス<153A>は、証券口座の乗っ取り詐欺で有力視されている関連銘柄ですな。昨年3月のIPOから下落基調となっていましたが、直近では底を打って反発を確認しました。時価総額100億以下で需給や足の軽さでの思惑から短期資金が流入している模様。 スマホや固定電話向けの迷惑情報フィルタリングサービスを手掛けるトビラシステムズ<4441>も、電話やSMSで金融機関を語る詐欺に関連した思惑があります。チャートは大台の1000円に届くか監視中。 最後はSMS配信代行サービスを手掛けるアクリート<4395>です。5月に入り年初来高値を更新しており、5月14日の決算発表後もチャートは上昇基調へ向かうか注視しております。シンガポールの企業と「ダークウェブ診断」サービス開始も材料視されました。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《HM》 記事一覧 |