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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/30 11:35, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):JCRファーマ、ヨシムラフード、アイズなど*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):JCRファーマ、ヨシムラフード、アイズなどキッセイ薬<4547>:4285円(+325円) 大幅続伸。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価を5000円としている。主力製品は少なくとも 2030年まで特許が満了しないこと、後期段階のパイプラインの状況などから、下振れリスクは低いと判断。一方で、バセドウ病、過活動膀胱、ナルコレプシーの3つのフェーズ1準備段階の低分子化合物開示などから、今後のポジティブなカタリストは期待できるとしている。自己株取得計画なども評価のもよう。 JCRファーマ<4552>:512円(+51円) 大幅続伸。前日にサンバイオが、「アクーゴ脳内移植用注」を出荷するための承認条件に関わる第3回目の製造結果について、規格試験と特性解析ですべての基準値を満たし適合となったと発表している。同社とサンバイオでは、同薬について1月、商用製造検討のための試製造に係る製造委受託契約を締結している。今後の業績インパクトへの思惑が強まる状況とみられる。なお、サンバイオは本日、出尽くし感も手伝って売り優勢の展開に。 ヨシムラフード<2884>:1037円(+79円) 大幅反発。日中両政府は、中国が全面停止していた日本産水産物の輸入再開に向けた手続きに合意したと伝わっている。これまで、東京電力福島原発の処理水の海洋放出を機に、中国側が23年に輸入を全面的に停止していたが、日中の関係省庁局長級協議において、輸出入の再開に向けて安全性を証明する方策を確認したようだ。今後の中国向け輸出再開による業績押し上げが期待される展開に。 ルネサス<6723>:1764円(-85円) 大幅反落。新素材を使ったEV用次世代パワー半導体の生産を断念したと報じられている。25年初めにも生産を開始する予定だったが、EV販売の鈍化で市況が悪化していることが背景となるもよう。中国メーカーが政府補助を受けて生産量を増やしており、採算をとることが困難と判断のようだ。SiC製品の生産を断念したが、シリコンを使うパワー半導体についても計画を見直しているとされている。なお、本日は半導体関連株の軟調地合いも逆風に。 ディスコ<6146>:32960円(-1870円) 大幅反落。本日は半導体関連の主力銘柄が揃って売り先行の展開になっている。前日の米国市場では、前日に決算を発表したエヌビディア株が3.2%の上昇となり、米国株高を牽引する動きとなっている。ただ、時間外取引で約5%上昇していたことなどから、前日の東京市場ではエヌビディア株高を先取りする動きが強まり、国内半導体関連は総じて強い動きとなっていた。エヌビディア上昇が限定的にとどまったことで、前日の反動が優勢の展開に。 カラダノート<4014>:611円 カ - ストップ高買い気配。住友生命保険との資本業務提携契約の締結を発表し、好材料視されている。住友生命を割当先とする40万株(うち自己株式処分10万株)の第三者割当増資を実施する(発行価格は473円)。両社による中長期的かつ戦略的な協業体制を構築し、子育て領域を中心とする社会課題の解決に向けた取組みを加速するためのものとしている。さらに、同社の中期経営計画で掲げる「28年7月期に営業利益15億円以上」の達成に向けた成長スピードの加速および財務基盤の強化も期待されるとしている。 GMO−FG<4051>:5790円(+440円) 大幅続伸。29日の取引終了後に東京証券取引所プライム市場への上場市場区分変更承認を発表し、好材料視されている。東京証券取引所の承認を受け、25年6月5日付けで同社株式の上場市場区分が東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場に変更されることとなった。 アイズ<5242>:1604円(+300円) ストップ高。「生成AIによる法令チェックツール」に関する技術の特許を出願したことを発表した。これまでも同社では薬機法や景品表示法を遵守するため、会員の投稿内容の審査を顧問弁護士監修の法令チェックツールと専門チームのダブルチェック体制で実施してきた。23年10月より景品表示法によって施行されたステルスマーケティングの規制などより一層高まる関連法規の遵守への要請に対応し、専門知識を要する校正業務の正確性の向上及び体制強化のため、生成AIによる法令チェックツールの開発に至ったとしている。 《ST》 記事一覧 |