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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/23 09:08, 提供元: フィスコ 前場に注目すべき3つのポイント〜海外勢の買い越し基調は継続〜*09:08JST 前場に注目すべき3つのポイント〜海外勢の買い越し基調は継続〜23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■海外勢の買い越し基調は継続 ■決算発表なし ■前場の注目材料:ホンダ、インド2輪増産、27年稼働、第4工場に新ライン ■海外勢の買い越し基調は継続 23日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着感が強まるものの、底堅さは意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが1ドル安、ナスダックは53ポイント高だった。米下院はトランプ減税の延長を含む大型の税制・歳出法案の修正案を僅差で可決したことで、朝方は米長期金利の上昇が嫌気された。その後、米長期金利の上昇が一服したほか、5月の製造業・サービス業PMIが予想を上回ったことで買い戻しの動きが強まる場面もあった。シカゴ日経225先物は大阪比20円高の37040円。円相場は1ドル=143円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで36710円まで売られる場面もみられたが、75日線が支持線として意識される形で切り返している。同線での底堅さがみられるなか、週末には日米通商協議を控えていることもあり、イベントを前に売り方の買い戻しの動きが入りやすいだろう。昨日の日経平均株価は続落で37000円を割り込んだが、75日線が支持線として意識されていた。同線での底堅さがみられるようだと押し目待ち狙いの買いを誘う可能性はあるだろう。 米国ではエヌビディアが小幅ながら上昇した。足もとでは調整がみられているが、直近の戻り高値水準での底堅さがみられている。来週には決算発表を控えていることもあり、不安定な動きをみせている指数インパクトの大きい値がさハイテク株には、いったん買い戻しの動きが入りそうである。海外勢の買い越し基調は継続しており、需給状況は悪くないと考えられる。 週末要因から積極的な売買は手控えられやすく、インデックスに絡んだ商いが中心になるため、金利や為替にらみの展開になるだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドのほかは、個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きになりそうである。 ■決算発表なし 引け後の決算発表・業績修正の発表はなし。 ■前場の注目材料 ・海外投資家、5週連続買い越し ・ナスダック総合指数は上昇(18925.73、+53.09) ・VIX指数は低下(20.28、-0.59) ・シカゴ日経225先物は上昇(37040、+20) ・米長期金利は低下 ・ホンダ<7267>インド2輪増産、27年稼働、第4工場に新ライン ・スズキ<7269>インド・グジャラートに投資で経済的価値3.8兆円 ・アマダ<6113>海外で収益強化、競争力高めた商品投入 ・ヤマハ発<7272>三菱重工と中型無人機で飛行試験、航続距離延長目指す ・川崎汽船<9107>川崎重工などと港湾内・離着岸操船自動化に成功、支援システム実証 ・加藤製作所<6390>柳原秀匡執行役員「インドから攻勢」 ・KOKUSAI<6525>先進パッケージ深耕、横浜拠点で開発 ・セイコーエプソン<6724>低ノイズ加速度センサーを小型・安価に ・NEC<6701>映像AIで手指可視化、生産性向上支援 ・岩谷産業<8088>タイに液化炭酸ガス工場、バイオ由来で脱炭素 ・住友化学<4005>インド半導体照準、高純度ケミカル製品で攻勢 ・住友鉱<5713>日鉄ソリューションズなど3社で製錬設備の予知保全システム構築 ・山九<9065>三井化学とマレーシア・ケラン港に拠点 ・大林組<1802>金属3D造形で大型模型、短工期の製造方法構築へ ・HUグループ<4544>認知症診断薬が米から承認、血液で検査 ・三井不<8801>茨城・つくばみらい市に物流施設竣工 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月全国消費者物価コア指数(予想:前年比+3.4%、3月:+3.2%) <海外> ・特になし 《ST》 記事一覧 |