鎮江は江蘇省西南部にある。1949年に行政区画の改革で、県から市に昇格した。3000年の歴史をもつ文化的に有名な街であり、万里を流れる長江と京杭(北京―杭州)大運河の合流点に位置している。だから昔から、中国の南方と北方を結ぶ交通の要衝であった。

  鎮江には人々を引き付けるもうひとつの魅力がある。これは「鎮江香酢」と呼ばれる酢である。酢は鎮江で最初につくられたかどうかは調べるすべもないが、鎮江の酢が国の内外に名を馳せていることは確かである。『中国医学大典』には、酢は「江蘇の鎮江のものを以ってもっとも良しとす」と記載されている。

  「鎮江香酢」は、質の良いもち米と酒粕を主要原料にし、ふすまと合わせ、優良な酢酸の菌株をつかい、かなり長い時間、「固体分層発酵」という方法で製造する。「鎮江香酢」は色、香り、酸味、純粋、濃さの五大特徴をもつ。色が濃くて味はおいしく、香ばしくて甘みあり、酸っぱくて渋みがなく、長く保存すればするほど味はますます良くなる。


  恒順集団は、「鎮江香酢」を生産する有名な企業である。その前身は、鎮江恒順醤酢工場といい、1840年に創業された。

  160年以上発展してきた結果、恒順集団は酢製造の企業としては中国で初めて上場し、生産の完全オートメ化を実現した。その製品は、四十数カ国家と地域で販売されている。


恒順集団の香酢を貯蔵する甕

鎮江の交通案内
北京、上海から飛行機で南京へ、更に自動車に乗り換えて鎮江へ。
北京、上海などから列車で直接鎮江へ。
上海、重慶などから長江を客船で鎮江へ。

主なホテル
鎮江賓館 電話 0511-5231055
鎮江国際飯店 電話 0511-50218888