〜めざせヘッジファンド!〜
シカゴ絵日記

チョイ先生とラフト博士

7月13日

DePaul大学で、Carl Luft教授とJin Choi助教授のインタビューに同席。
インタビュアーはMKニュースの益永さん

これは先物振興協会の依頼による、
「米国における先物教育の現状」を
レポートするための取材の一つ。

デュポール大学はCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)と共同して
サマースクール等を開催していた実績がある。

大学独自の授業の場合、
アービトラージ、ヘッジング理論(とリスク分析)
に重点を置いた教育をしているようだ。

デュポール大学


中央の写真がデュポール大学。
ショッピングセンターかと思った。

チョイ先生は米国のデリバティブ教育が、
プロ養成場として細分化・専門化していることを、
車に喩えてくれた。

「うちの母ちゃんでも車は運転できる。
しかし、パンクや故障をしたら、直すことができない。
予想外のことで事故に遭うこともある。

しかし、車(デリバティブ)は生活に欠かせない。
我々には車が故障することを知り、
車の仕組み、直し方などの知識をもち、
レーサー並みの運転技能をもつ人間が必要だ。
大学はそういった人材を育成する。」
(多分こんな意味だったと、理解している。)

また「アジア人経営者たちは、車の事故ばかり新聞に載るので、
車の悪いところばかり見ている。」といったことも仰っていたように思う。 





手前がイリノイ工科大学

ところで、益永さんから教わったのだが、
イリノイ工科大学には
Master of Science In Financial Market & Trading(FMT)
なる修士コースがある。
内容を見ると非常に面白そうだ。

手前がイリノイ工科大学

イリノイ工科大学の先生にも取材のアポがあったのだが、
病気によるドタキャンで、話を伺えなかったのは非常に残念だった。

大学院で純粋に理論を勉強してみたいという夢が、自分にはある。
FMTであれば、TOEFLの点数は大丈夫だろうが、
それだけの贅沢するおカネも余裕もないので、
残念ながら時期尚早らしい。

相場と同じく、学問も逃げないだろうし、
他にも面白いものがあるかもしれない。
まあ、今は見聞を広めませう。