相場の道松辰遺稿・現代語訳注

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相場の道松辰遺稿・現代語訳注

Veteran's choice: ★★☆

林輝太郎
同友館
四六 227 pages, released in Mar. 2012
3,080 yen (including tax 280 yen) , Free shipping fee to Japan.
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大相場師、松村辰次郎が晩年に執筆した『松辰遺稿』。
75年前に出版された相場師のバイブルが現代によみがえる!

主な目次

はじめに
なぜ松辰を取り上げるのか（林輝太郎）
松辰遺稿（松村辰次郎）
序章松辰遺稿「相場の道」現代語訳注を終わって（林輝太郎）

第一編開運論

第一章相場の道を研究する必要性
第二章相場運の開拓
第一項室究巣先生の開運論
第二項『八木虎の巻』の開運論
第三項松辰の大法則
第四項松辰独特の奇妙な算盤
第五項知らずに陥る強欲
第三章大法則と松辰実践物語
第一項期米相場実践物語
第二項不時向かいの大買い物
第三項利ザヤ稼ぎから日露戦争開戦へ
第四項松辰の株式起死回生戦物語
第四章相場関係者と大法則
第一項主務省の部明治初年の大検挙、株式界に半永久的打撃を与う
第二項限月短縮問題
第三項政府米穀買い上げの悪制
第四項割高な売買手数料はわが国株式界の発展を損なう
第五項取引員の部某取引員のインチキ話
第六項呑み行為
第五章相場名著と大法則
第一項『八木虎の巻』陰陽論と大法則
第二項三位伝と大法則相場はまず値頃を考えよ
第六章第一編の結論

第二編五常の説

第一章仁の巻
第一項明日も市場あり
第二項出陣は年に三、四回（大勢狙いか中勢狙い）
第二章礼の巻
第一項天井売らず底買わず（利食いの研究）
第二項利食い後の態度について
第三項損した時の退却の仕方（投げ、踏み、両建て、ドテンの可否）
第四項第六感に従って良いか悪いか
第五項解け合いを申し込まれて拒絶するのは礼に反する
第三章智の巻
第一項相場学の研究の仕方
第二項自分の性質に適応した商いの仕方を工夫せよ
第三項万年強気がよいか万年弱気がよいか
第四項時代の特徴、相場の特徴をつかむこと
第四章義と信との巻
第一項義の本義および大手とマバラの商いの仕方
第二項義は信と勇を伴う
第三項迷いと断行
第四項松辰銅銭の大買い物

第三編特殊商い論

第一章サヤ取り商い
第二章ナンピン商い論
第一項『八木龍の巻』のナンピン論
第二項ナンピン商いに要する注意事項
第三項ナンピンと似て非なる商い
第四項近代的な商い
第五項ナンピン商いの一般商工業への応用
第三章買い占めの心境変化論
第一項買い占めの研究よりも買い占めに至るまでの心境の研究が必要
第二項買い占めへの心境の変化についての松辰の研究
第三項銀行からの融資は買い占め失敗の徴
第四項買占めで連合軍組織は失敗のもと
第五項雑株の掘り出し物に、二、三の店が猛烈買いする場合