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勝率9割のセオリー
小川秀一郎
日経ホーム出版社
四六判 255頁 2000年7月発売
本体 1,500円 税込 1,650円
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「はじめに」より
私は1973年1月から現在まで、「日本株投資で手堅く儲けるにはどのような考え方を身につけ、どのような売買手法を見につける必要があるのか」を研究してきました。私は証券会社で長く勤務し、上場企業を調査する企業調査や経済調査を研究してきました。とくに外資系証券（ドイツ系、オランダ系、イギリス系）で学んだ経験や、株式市場・個別銘柄の統計分析等を踏まえて、日本株投資に関する小川流のノウハウを、「ルーパー投資塾」という研究会で熟成に伝授するという活動を続けています。
このような折、昨年2月より『日経マネー』誌（日経ホーム出版）のホームページ『日経マネーDIGITAL』に、「二分で分かる！株式入門ゼミ」というコラムを担当することになりました。毎週火曜日に、その時々のタイムリーな話題を踏まえながら、26年以上にわたって研究してきました「小川流ノウハウ」を、極力わかりやすく、小川流の言葉で説明することが、このコラムのねらいです。
本書はこのホームページでの連載をまとめたものです。スタートから今年六月までの一年五ヶ月分について、基本的にはホームページに掲載した内容を収録していますが、各月ごとに、わたしの見通しがどうなったかについて、この6月末時点での「自己採点」を加えています。詳しくは本書をお読みいただければと思いますが、予想の「勝率」はほぼ九割といったと自負しております。
目次
- 「お気に入り銘柄」を持つ
- 成功の「キモ」は変化の予想にあり
- 割安・出遅れ株を待ち伏せる
- 下落に狼狽せず押し目を拾う
- 調整局面は押し目買いのチャンス
- 全体相場の上昇は長くても三ヵ月
- 魅力的な局面で弱気にならない
- 自分の描いたシナリオは信じる
- 合言葉は「ファン・テク・マーケ」
- 「夜明け前で最も暗い」銘柄に注目
- 人生の経験が投資に生きる
- マスコミ活用法が成否を分ける
- 株式投資は資金運用の長旅
- 大型相場は「一・三・六」ヵ月
- 「外れ銘柄」は深追いしない
- 「腹」八分目、「株」七分目
- 好き好んでリスクを背負わない
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