「通いやすい銀行にお金を預けて、手に入りやすい物を買って生活していた結果、つまらない街が延々と広がってしまった。どこの街に行っても四角くて色のないマンションが並んでいるし、同じようなショッピングモールやコンビニばかりが増えていて、家も店も物も売れるように最適化された物ばかり並んでいる。悔しいけど、この街を作ったのは俺たち自身だ。これから先もずっと目の前に出された物ばかりを手にして暮らしていたら、未来はどんどんくそつまらなくなってしまう。
この本は、バンドマンであり個人投資家でもある自分からの視点で投資や経済、社会とお金に関することを書いている。投資を生活の中に落とし込むことで、より良く、より楽しく生きていけるのではないか、という提案だ。いま俺たちの目の前にはうっすらとくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来も全く見えないわけじゃない」
投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書。
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