株式評論家・早見雄二郎氏と言えば銘柄マスターの印象が強いが、 本書『株魂（かぶたま）』には注目銘柄は１つも記載していない。
早見氏にとって初の書き下ろしとなる本書は、株式投資で本気で儲けたいと思っている人だけに向けた、投資の心得、発想法、ノウハウ本である。
"株魂とは 株式投資の勝利に向かう、投資家の強い思いをあらわす言葉です。 すべての投資家の心に『株魂』は存在しているのですッ" （本書帯の著者コメント抜粋）
著者が一環して主張するのは、「株式投資で勝つのは少数派である。その少数派になるためには努力を惜しんではいけない」という１点だ。具体的な内容は「天の章」「地の章」「水の章」「炎の章」の全４章に余すことなく書かれているので、ぜひ読んでいただきたい。 また、本書には早見氏の語り下ろし魂ＣＤ（たまシーディー）が付録として封入されている。内容は「2011年までに世界は・・・」「早見流チャート分析必勝法」「孫子の兵法を行かそう」など。チャート分析は、ローソク足と包み足に絞って、初心者にもわかりやすく解説している。（通常のCDプレイヤー、パソコンで再生できます）
地の章
自分の銘柄をキチンと理解しているか?
損することを、ちゃんと「悔しがって」いるか?
頭と尻尾はくれてやればよい
ハゲタカ投資家の手法こそ、心得ておくべきである
水の章
本質を視る眼で新聞記事と向き合わなければ」ならないッ
チャートは知っている!テクニカル分析恐るべし
株を売り買いするポイントは、コレとコレとコレだッ
炎の章
プロの中のプロの意見を馬鹿にしてはいけないッ
早見は知っている!これから五年、相場の流れはこうなる
何のために儲けるのか?
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