これまで株を買うモノサシは、会社業績と株価チャートの2つでした。しかし最近、プロのあいだで話題になっているもう一つのモノサシが、「イベント・リスク」と呼ばれるものです。この本ではそれを「大きなインパクトを持つ突発的な大事件」と定義 しています。「阪神淡路大震災」、「9.11米国同時テロ」がその代表です。
イラクで日本が直接テロのターゲットになった今、「イベント・リスク」はますます重要な発想になります。 株式市場が賑わい、長い低迷期をようやく抜け出したというムードが広がっていますが、日本が巨額の財政赤字に苦しんでいる「病人」である事実は何も変わりません。もし日本国内でテロが起きたら、日本経済は致命的な悪影響を受けることをつねに意識しなければならない時代だといえます。
では、どんな株を買えばいいのか? 会社業績や株価チャートとはまったく関係なく、大事件が起きると上がる株などというものがあるのか? 本書は「その日」に上がる株を「Xデー銘柄」と名付け、ズバリ答えています。答えるのは、株価分析で定評のある「フィスコ投資参謀」です。
ヘッジファンドの魔術師 スーパースターたちの素顔とその驚異の投資法
ルイ・ペルス/長尾慎太郎/ パンローリング
3,080円 国内送料無料
すぐ発送