鞘取り戦略の理論は前回の理論編で理解して頂けたと思いますが、実際の仕掛けと手仕舞いをどのように行うかということについては、誤解が多いようです。鞘取りは同時仕掛け、同時外しが原則と書かれている文献がありますが、それも状況次第で、ディーラー達はまずそういう仕掛けは行いません。限月間の鞘取りにおいては、仕掛けと外しの技術による差は、収益に大きな影響をもたらします。
今回のセミナーでは、より実戦的な売買技術に踏み込んで、売買に適した時間帯から、板の見方まで含めた説明を行っていきます。また前回カバーできなかった、海外市場と日本市場の違い、需給構造の変化による鞘のつき方等についても、解説していきます。
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