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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2022/11/28 15:25,
提供元: フィスコ
日経平均は続落、中国ゼロコロナ政策による経済下押しなど警戒
*15:25JST 日経平均は続落、中国ゼロコロナ政策による経済下押しなど警戒
日経平均は続落。先週末25日の米株式市場でNYダウは3日続伸。年末商戦への期待感から買いが先行。株式や債券市場は短縮取引となり調整も見られたが、季節的な要因などから年末に向けた買いも目立ち相場を押し上げた。一方、根強い金利先高観からハイテク株は売り優勢で、ナスダック総合指数は下落した。米株式相場を受けた今日の東京市場は売りが先行し、日経平均は62.47円安からスタート。その後、外為市場で円高・ドル安方向に振れたことに加え、中国のゼロコロナ政策による経済下押しが懸念される中で、香港ハンセン指数が3.26%安と大幅に下落して始まったことなどから、日経平均は下げ幅を広げた。午後はやや下げ渋ったが、見送りムードが広がる中で今日の取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比120.20円安の28162.83円となった。東証プライムの売買高は11億3276万株、売買代金は2兆5582億円だった。セクターでは鉄鋼、鉱業、不動産業などが下落。一方、空運業、ゴム製品、陸運業の3業種が上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%となった。
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