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海外ファンドのポートフォリオ 経済危機にも動じないオフショア分散投資法

今回は、「海外ファンドのポートフォリオ」という書籍を読ませていただきました。ちょうどポートフォリオに関する書籍を探しておりました。海外のファンドが取り上げられておりますが、なかなかポートフォリオに関する書籍も少なく、あっても難しい数式や理論だけのものであったりとなかなか参考になる本が見つからなかったところ、本書を見つけました。

非常にわかりやすく書かれているだけでなく、そのまま実践としても使える知識も多く、大変満足しております。

実際のファンドをいくつか組み合わせたポートフォリオの作り方などの計算例などがあればなおよかったと思います。

(神奈川県 M.K様)


 この本は国際ファイナンシャルコンサルタントである筆者が、 海外のファンドのポートフォリオをいかに形成するかというこ とについて書いている本です。全体的にわかりやすく簡潔に書 いていると思います。

筆者は17年以上コンサルティングを行ってきたそうです。その なかで、コンサルティングの重要性はとても高いそうです。具 体的にいうと、「あなたの資産運用の目的はなにか」とか、「 資産運用を始めるにあたって、現在どの程度のお金を投資に向 けられますか」といったことを質問していって、顧客にとって 最適に資産運用とはなにかということを見つけていくやり方で す。ここをしっかりすることが大事だと思いました。

また、最近では2008年12月に発覚した、元アメリカ ナスダッ ク・ストック・マーケッツの会長であるバーナード・マドフの ねずみ講を模倣したファンドによる詐欺事件があったように、 海外に投資するときには、このような詐欺ファンドに引っかか らないことが大事だと思います。そのためにはどうすればよい かは本にかいてあります。また、優良ファンドへ投資するため には、運用期間が5年以上ある、シャープレシオが高い、標準 偏差がどの程度なのかなどについて調べておくことが重要だと 思います。

この本には、具体的な海外ファンドのポートフォリオについて も書いてあります。保守的なプラン、バランス型プラン、積極 的なプランと、1億円以上なければ投資できないような機関投 資家用のプランも紹介してあります。投資割合も、「内藤忍の 資産形成塾」などにかいているような標準的な株と債券などの ポートフォリオではなく、ヘッジファンド中心のポートフォリ オを提案しています。このほうが収益が安定するらしいです。 特に2008年のような金融危機で、株、不動産、商品、為替が同 時に暴落しているときでも、さほど暴落せずにすごしていると ころが強みであるといえます。このポートフォリオのなかで特 におもしろいと思ったのは、生命保険を投資対象としたファン ドと、借地権で運用を行っているファンドです。収益は年10% を切るくらいなのですが、とても安定したリターンをだしてい るらしいです。資金に余裕ができたら投資してみたいと思いま した。また、積極的なプランでは、ラテンアメリカの株式ファ ンドを提案してますが、ここはそこまで冒険しなくても、先進 国か世界のインデックスファンドでもいいかなと思いました。 でもインデックスファンドなら、わざわざ海外で投資しなくて も日本でも買えるかなとも思います。

個人的にも最近(2009.4)ヘッジファンドへの投資を始めまし た。うまくいくかどうかはまだわかりませんが、ヘッジファン ドはいいものを見つけると株や債券より高く安定したリターン を稼げるので、投資対象としてもっと認知されてもいいかなと 思います。

(bblue、30代、会社員)


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